HOME 国内

2024.06.21

七種競技・山﨑有紀「自己ベストで優勝」大玉華鈴「6000点目指したい」/日本選手権混成
七種競技・山﨑有紀「自己ベストで優勝」大玉華鈴「6000点目指したい」/日本選手権混成

日本選手権混成への意気込みを語った山﨑有紀と大玉華鈴

◇第108回日本選手権・混成競技(6月22、23日/岐阜メモリアルセンター長良川競技場)

パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権・混成競技を前日に控える6月21日、岐阜市内で出場選手が前日会見に登壇した。

女子七種競技の日本記録(5975点)保持者・山﨑有紀(スズキ)は2年連続6度目の優勝が懸かる。「今大会は自己ベストの更新と優勝が目標」と話し、「オリンピックイヤーなので、盛り上がるような点数が出れば」と笑顔を見せる。

広告の下にコンテンツが続きます

昨年はアジア選手権で銅メダルを獲得。秋のアジア大会でも5位入賞している。今季は5月の記録会で5618点をマークしている。「大会に向けての調整は、実戦練習や記録会をこなしてきた」と話す。

目標達成のために「1種目、1種目、自己ベストを更新できるように臨むことで、結果につながる」と目の前のことに集中する構え。「課題は力が入り過ぎるところ」と山﨑。「良い記録が出るときは1種目めから良い動きができている」と100mハードルで流れをつくるつもりだ。

これまで2位3回、3位1回の大玉華鈴(日体大SMG横浜)。昨年は5720点の自己新で2位だった。「昨年以上の記録が出せると思います。日本人で届いていない6000点、そして優勝を目標に頑張ります」と、初優勝へ闘志を燃やす。

1日目を得意とし、昨年5月には初日日本最高の3505点を持つ。一方で、昨年は800mで山﨑に逆転を許したように2日目が課題。「1日目は最低限トップに立って、2日目でいかに差を広げられないか」とポイントに挙げるが、2日目にも力を入れてきたようで「自信がある」と力を込めた。

日本選手権混成の七種競技は1日目に100mH、走高跳、砲丸投、200m、2日目は走幅跳、やり投、800mの順で行われ、大会の模様はライブ配信される。

◇第108回日本選手権・混成競技(6月22、23日/岐阜メモリアルセンター長良川競技場) パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権・混成競技を前日に控える6月21日、岐阜市内で出場選手が前日会見に登壇した。 女子七種競技の日本記録(5975点)保持者・山﨑有紀(スズキ)は2年連続6度目の優勝が懸かる。「今大会は自己ベストの更新と優勝が目標」と話し、「オリンピックイヤーなので、盛り上がるような点数が出れば」と笑顔を見せる。 昨年はアジア選手権で銅メダルを獲得。秋のアジア大会でも5位入賞している。今季は5月の記録会で5618点をマークしている。「大会に向けての調整は、実戦練習や記録会をこなしてきた」と話す。 目標達成のために「1種目、1種目、自己ベストを更新できるように臨むことで、結果につながる」と目の前のことに集中する構え。「課題は力が入り過ぎるところ」と山﨑。「良い記録が出るときは1種目めから良い動きができている」と100mハードルで流れをつくるつもりだ。 これまで2位3回、3位1回の大玉華鈴(日体大SMG横浜)。昨年は5720点の自己新で2位だった。「昨年以上の記録が出せると思います。日本人で届いていない6000点、そして優勝を目標に頑張ります」と、初優勝へ闘志を燃やす。 1日目を得意とし、昨年5月には初日日本最高の3505点を持つ。一方で、昨年は800mで山﨑に逆転を許したように2日目が課題。「1日目は最低限トップに立って、2日目でいかに差を広げられないか」とポイントに挙げるが、2日目にも力を入れてきたようで「自信がある」と力を込めた。 日本選手権混成の七種競技は1日目に100mH、走高跳、砲丸投、200m、2日目は走幅跳、やり投、800mの順で行われ、大会の模様はライブ配信される。

【動画】日本選手権混成のライブ配信をチェック!

1日目 https://www.youtube.com/live/9UzOBO3zmB8?si=NMePB-2DdNIWJ4mN 2日目 https://www.youtube.com/live/J4JAFlhU6W8?si=jMJ9vjLKkPlBELmO

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.19

世界陸上銅の勝木隼人がエントリー 女子は前回Vの谷純花ら/元旦競歩

東京陸協は26年1月1日に開催される第74回元旦競歩(兼東京選手権競歩)のエントリー選手を発表した。 男子20kmには、9月の東京世界選手権35kmで銅メダルに輝いた勝木隼人(自衛隊体育学校)がエントリー。23年ワールド […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東海大のスピードスター・兵藤ジュダ リベンジの1区で「やっぱり区間賞がほしい」

2025.12.19

箱根駅伝Stories/東海大のスピードスター・兵藤ジュダ リベンジの1区で「やっぱり区間賞がほしい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 失意から復活、トラックで勢い 前回の箱根駅伝予選会で総合14位に終わ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前回の雪辱期する中央学大・市川大世 「区間5位以内を目指して積極的な走りを」

2025.12.19

箱根駅伝Stories/前回の雪辱期する中央学大・市川大世 「区間5位以内を目指して積極的な走りを」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 全日本では4人抜きの力走 3年ぶりに11月の全日本大学駅伝に戻ってき […]

NEWS 箱根駅伝Stories/過去最高順位を見据える城西大 強力4年生軸に「アッと驚くような試合がしたい」

2025.12.19

箱根駅伝Stories/過去最高順位を見据える城西大 強力4年生軸に「アッと驚くような試合がしたい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 主要区間の経験者残る 前回6位の城西大がチーム最高成績の3位以内を目 […]

NEWS 予選会と5000m平均はともに仙台育英トップ 2番手は学法石川 鳥取城北は安定感/全国高校駅伝・データ編男子

2025.12.19

予選会と5000m平均はともに仙台育英トップ 2番手は学法石川 鳥取城北は安定感/全国高校駅伝・データ編男子

男子第76回全国高校駅伝(12月21日/京都・7区間42.195km)に出場する58校を都道府県大会と地区大会で出されたタイムと、5000mのチーム内上位7人の平均タイム(12月上旬判明分)でランキング化した。 男子レー […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top