2024.01.26
1月28日に行われる第43回大阪国際女子マラソンの前々日会見が行われ、国内招待選手たちが本番への抱負を語った。
3年連続出場となる佐藤早也伽(積水化学)は、「今は明後日のレースのことしか考えていない。自分の目標を達成して、それが五輪につながれば」と今大会に懸ける思いを口にした。
昨年は8月のブダペスト世界陸上で世界大会初挑戦を果たし、20位でフィニッシュ。その後は10月のパリ五輪代表選考レース・マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)は回避し、じっくりと準備をしてきた。
その過程で、11月のクイーンズ駅伝では最長10.6kmの3区を務め、首位に立つ力走を見せた。そこで得た手応えと、練習の流れから、「時期的にちょうどいい」と考えて今大会への出場を決断。スピードをより意識し、「ウエイトトレーニングをいつもより多くして、重さも増やして」強化を進めてきたという。
「今のコンディションンはいいです」と佐藤のターゲットは、2年前のベルリンで出した2時間22分13秒を上回る「2時間21分で走りたい」。MGCファイナルチャレンジ設定記録の2時間21分41秒を、しっかりと視界に捉えている。
大会は1月28日、大阪市のヤンマースタジアム長居を発着とした42.195kmのコースで、パリ五輪マラソン代表の3枠目を懸けたMGCファイナルチャレンジの女子1戦目を兼ねて行われる。
パリ五輪マラソン代表の女子は、MGCで優勝した鈴木優花(第一生命グループ)と2位の一山麻緒(資生堂)が内定済み。残り1枠はMGC3位の細田あい(エディオン)と、ファイナルチャレンジ1戦目の大阪国際、2戦目の名古屋ウィメンズ(3月10日)のレース結果から選出。大阪、名古屋の2レースでファイナルチャレンジ設定記録を突破した選手がいた場合、その中で最も速かった選手が代表に内定する。記録突破者がいない場合は細田が代表をつかむ。
スタートは12時15分。カンテレ・フジテレビ系で12時から全国ネット生中継される。TVerのライブ配信も予定されている。
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