HOME 国内

2023.12.20

大迫傑が会見MGC振り返り「力は出し切れた」パリ五輪については「フラット」新作シューズの感想も明かす
大迫傑が会見MGC振り返り「力は出し切れた」パリ五輪については「フラット」新作シューズの感想も明かす

大迫傑(Nike)

プロランナーの大迫傑(Nike)が12月20日、会見を開き今後に向けた抱負を語った。

10月15日に行われたパリ五輪マラソン代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で3位になった大迫。その後はプレイングディレクターとして参画するGMOインターネットグループの一員として記録会に出場した。

大迫はMGCを振り返り、「2ヵ月前でそこまで詳しく覚えていないのですが、雨の中で非常にタフなコンディションでしたが、その中で力は出し切れました」と言う。

広告の下にコンテンツが続きます

川内優輝(あいおいニッセイ同和損害保険)の飛び出しにも「ああいったレースでは必ず落ちてくる。(2019年の)設楽(悠太)選手の飛び出した時よりは焦りはなかったです」。最後は前回同様3位になったものの、「進化したポイントも多々あったので収穫はありました」と話した。

パリ五輪の残り1枠は、MGCファイナルチャレンジ(大阪・東京)で2時間5分50秒を切る選手が現われなければMGC3位の大迫が代表に内定する。「東京五輪は特別でしたが、今はフラット。世界と勝負したいという熱量は強いですが、オリンピックである必要はない」とし、出場が決まれば、「世界と勝負できるように身体を作っていく」いう。

なお、MGCファイナルチャレンジについては「近い将来、発表する」ととどめた。

会見では1月4日にプロトタイプが発売される「ナイキ アルファフライ3」をいち早く着用したことを受け「反発も強いし、クッションもしっかりしている。足入れ感や走った時の感覚など、“バケモノ”のようなシューズ」と絶賛した。

2023年を振り返り、「やりたいことが出てきて、忙しいけど楽しい1年でした」と話した。

プロランナーの大迫傑(Nike)が12月20日、会見を開き今後に向けた抱負を語った。 10月15日に行われたパリ五輪マラソン代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で3位になった大迫。その後はプレイングディレクターとして参画するGMOインターネットグループの一員として記録会に出場した。 大迫はMGCを振り返り、「2ヵ月前でそこまで詳しく覚えていないのですが、雨の中で非常にタフなコンディションでしたが、その中で力は出し切れました」と言う。 川内優輝(あいおいニッセイ同和損害保険)の飛び出しにも「ああいったレースでは必ず落ちてくる。(2019年の)設楽(悠太)選手の飛び出した時よりは焦りはなかったです」。最後は前回同様3位になったものの、「進化したポイントも多々あったので収穫はありました」と話した。 パリ五輪の残り1枠は、MGCファイナルチャレンジ(大阪・東京)で2時間5分50秒を切る選手が現われなければMGC3位の大迫が代表に内定する。「東京五輪は特別でしたが、今はフラット。世界と勝負したいという熱量は強いですが、オリンピックである必要はない」とし、出場が決まれば、「世界と勝負できるように身体を作っていく」いう。 なお、MGCファイナルチャレンジについては「近い将来、発表する」ととどめた。 会見では1月4日にプロトタイプが発売される「ナイキ アルファフライ3」をいち早く着用したことを受け「反発も強いし、クッションもしっかりしている。足入れ感や走った時の感覚など、“バケモノ”のようなシューズ」と絶賛した。 2023年を振り返り、「やりたいことが出てきて、忙しいけど楽しい1年でした」と話した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.12

豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]

NEWS 箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

2025.12.12

箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]

NEWS 箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「非常に愛のある、信頼感のあるチーム」

2025.12.12

箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「非常に愛のある、信頼感のあるチーム」

第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 壮行会は寒風が吹く中での実施となったが、多くの学生や大学関係者が出席。前田康弘監督は「今年のチームは学年も関係なく […]

NEWS お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

2025.12.12

お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

月刊陸上競技2025年1月号の内容に一部誤りがございました。 別冊付録「全国高校駅伝総展望」 P66東京代表 順天 チーム名が「順大」と表記されていましたが、正しくは「順天」になります。 また、都大路学校最高記録、学校最 […]

NEWS 月刊陸上競技2026年1月号

2025.12.12

月刊陸上競技2026年1月号

Contents W別冊付録 箱根駅伝観戦ガイド & 全国高校駅伝総展望 新春特別企画 桐生祥秀(日本生命)×清水空跳(星稜高2石川) 「継承」新旧・100m高校記録保持者 大会報道 八王子ロングディスタンス 鈴木芽吹  […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top