2020.09.09
日本陸連は、来年1月に予定していた「天皇盃第26回全国都道府県対抗男子駅伝」(広島)と「皇后盃第39回全国都道府県対抗女子駅伝」(京都)を中止する方向で各大会の組織委員会との間で協議を進めていくと発表した。
中止の方向で進める理由としては、「普段は別々の所属先で活動、生活している競技者、スタッフが集まって各都道府県の混合チームを編成し、全国各地から大会開催地への移動も必要となる」とし、新型コロナウイルスの影響を考慮しての判断。正式に開催の中止が決定した場合は改めて公表するとしている。
都道府県駅伝は中学、高校、大学、実業団など各カテゴリーのトップランナーがご当地代表としてタスキをつなぐ貴重な大会として長年親しまれている。
日本陸連横川浩会長 コメント
「全国都道府県対抗男子駅伝及び全国都道府県対抗女子駅伝は、天皇盃、皇后盃を下賜され、歴史を重ねて参りましたが、この度、次回開催につき中止の方針を示さざるを得ない状況となりました。開催地の広島及び京都をはじめ全国 47 都道府県の郷土の皆さんに愛され、また都道府県を代表して出場する選手たちは、世代を超えてつなぐ襷に思い込め、毎年行われる晴れの舞台での栄冠を目指していたかと思います。新型コロナウイルス感染拡大のため、まさに苦渋の決断であります。しかし、必ずや一層の盛り上がりを持って戻ってまいります。それを楽しみに、またその日に向けて、選手の皆さんには更なる精進を、広く関係者の皆さんには変わらぬ応援を心から期待いたします」
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