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加世田梨花が19位、佐藤早也伽が20位 初代表コンビが粘りの走り/世界陸上
加世田梨花が19位、佐藤早也伽が20位 初代表コンビが粘りの走り/世界陸上

女子マラソンで19位だった加世田梨花(ダイハツ、左)と20位の佐藤早也伽(積水化学)

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)8日目

ブダペスト世界陸上8日目のモーニングセッションが行われ、女子マラソンに出場した初代表コンビ、加世田梨花(ダイハツ)は2時間31分53秒で19位、佐藤早也伽(積水化学)が2時間31分57秒で20位。4秒差で相次いでフィニッシュした。

レース中に気温が30度に達する暑さのなか、世界一を懸けた勝負に初めて挑んだ2人は、その世界の洗礼を浴びた。序盤からペース変化の激しい展開にダメージを受け、本当の勝負が始まった24kmから徐々に後退した。

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佐藤は「中間まではついていけたけど、そこから一気に落ちてしまいました」と肩を落とす。加世田はフィニッシュ後、ミックスゾーンでの取材に応じられないほど力を出し尽くした。

ともに入賞を目指し、「積極的な走りで出るだけで満足して終わるレースにしたくない」(加世田)、「きつくなった時に粘って目標を達成したい」(佐藤)と話していた2人。その初挑戦はほろ苦いものになったが、加世田は3戦目、佐藤は5戦目と、マラソンキャリアはまだ始まったばかり。

佐藤は「もう一度世界の舞台に立って、今度は勝負したいです」と力強く語った。

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)8日目 ブダペスト世界陸上8日目のモーニングセッションが行われ、女子マラソンに出場した初代表コンビ、加世田梨花(ダイハツ)は2時間31分53秒で19位、佐藤早也伽(積水化学)が2時間31分57秒で20位。4秒差で相次いでフィニッシュした。 レース中に気温が30度に達する暑さのなか、世界一を懸けた勝負に初めて挑んだ2人は、その世界の洗礼を浴びた。序盤からペース変化の激しい展開にダメージを受け、本当の勝負が始まった24kmから徐々に後退した。 佐藤は「中間まではついていけたけど、そこから一気に落ちてしまいました」と肩を落とす。加世田はフィニッシュ後、ミックスゾーンでの取材に応じられないほど力を出し尽くした。 ともに入賞を目指し、「積極的な走りで出るだけで満足して終わるレースにしたくない」(加世田)、「きつくなった時に粘って目標を達成したい」(佐藤)と話していた2人。その初挑戦はほろ苦いものになったが、加世田は3戦目、佐藤は5戦目と、マラソンキャリアはまだ始まったばかり。 佐藤は「もう一度世界の舞台に立って、今度は勝負したいです」と力強く語った。

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