HOME 国内、世界陸上、日本代表
初出場のやり投・﨑山雄太は3ファウルで予選敗退「助走練習の時点で負けていた」/世界陸上
初出場のやり投・﨑山雄太は3ファウルで予選敗退「助走練習の時点で負けていた」/世界陸上

ブダペスト世界選手権男子やり投に出場した﨑山雄太

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)7日目

ブダペスト世界陸上7日目のモーニングセッションが行われ、男子やり投げ予選B組の﨑山雄太(愛媛陸協)は3回ともファウルに終わり、記録なしで競技を終了した。

広告の下にコンテンツが続きます

初出場の緊張が、﨑山のパフォーマンスを狂わせた。「調子は良かった」と話すものの、助走練習の時点で異変に気づく。

「この舞台に立ち、ベンチに座り、どんどん(世界選手権出場の)実感が湧いてきました。助走練習で速く進み過ぎたり、上下動があったりと、その時点で負けていました」

これまでケガの多い競技人生だったものの、今年5月の木南記念で日本歴代5位となる83m54を放ってブレイク。日本選手権は3位に終わったものの、7月下旬には再び81m10と80m超えの投てきを見せていた。

「(ここまで度重なるケガに)よく耐えたなと思います。海外の経験は必要。まずは日本で負けないようにしたい」と、伸び盛りの27歳が再出発を誓った。

広告の下にコンテンツが続きます
◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)7日目 ブダペスト世界陸上7日目のモーニングセッションが行われ、男子やり投げ予選B組の﨑山雄太(愛媛陸協)は3回ともファウルに終わり、記録なしで競技を終了した。 初出場の緊張が、﨑山のパフォーマンスを狂わせた。「調子は良かった」と話すものの、助走練習の時点で異変に気づく。 「この舞台に立ち、ベンチに座り、どんどん(世界選手権出場の)実感が湧いてきました。助走練習で速く進み過ぎたり、上下動があったりと、その時点で負けていました」 これまでケガの多い競技人生だったものの、今年5月の木南記念で日本歴代5位となる83m54を放ってブレイク。日本選手権は3位に終わったものの、7月下旬には再び81m10と80m超えの投てきを見せていた。 「(ここまで度重なるケガに)よく耐えたなと思います。海外の経験は必要。まずは日本で負けないようにしたい」と、伸び盛りの27歳が再出発を誓った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.30

【高校生FOCUS】男子棒高跳・井上直哉(阿南光高)「全国3冠取りたい」と意気込むボウルターは柔道黒帯

FOCUS! 高校生INTERVIEW 井上直哉 Inoue Naoya 阿南光高3徳島 注目の高校アスリートに焦点を当てる高校生FOCUS。今回はインターハイ徳島県大会男子棒高跳で5m21の県高校新記録をマークし、続く […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】急成長を続ける大東大・大濱逞真 「自信を持ってエースと言えるように」

2025.06.30

【学生長距離Close-upインタビュー】急成長を続ける大東大・大濱逞真 「自信を持ってエースと言えるように」

学生長距離Close-upインタビュー 大濱逞真 Ohama Takuma 大東大2年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。49回目は、大東大の大 […]

NEWS 日本陸連・有森裕子新会長が小池百合子都知事訪問 東京世界陸上の成功誓う「素晴らしさと感動ふんだんに味わえるように」

2025.06.30

日本陸連・有森裕子新会長が小池百合子都知事訪問 東京世界陸上の成功誓う「素晴らしさと感動ふんだんに味わえるように」

日本陸連の新会長に就任した有森裕子会長と、同前会長で東京2025世界陸上財団の尾縣貢会長が6月30日に東京都庁を訪問し、小池百合子都知事と面会した。 冒頭で小池都知事は、有森氏が女性初の会長に就任したことに際し祝福し、「 […]

NEWS 64年東京五輪5000m銅のデリンジャー氏が死去 91歳 米国代表やオレゴン大コーチも務める

2025.06.30

64年東京五輪5000m銅のデリンジャー氏が死去 91歳 米国代表やオレゴン大コーチも務める

6月27日、米国の元長距離選手で、後にコーチとしても活躍したビル・デリンジャー氏が逝去した。91歳だった。 デリンジャー氏は5000mで3大会連続してオリンピックに出場(1956年メルボルン、1960年ローマ、1964年 […]

NEWS 100mトンプソンが世界歴代6位の9秒75!! シェリー・アンも最後の国内選手権で3位/ジャマイカ選手権

2025.06.30

100mトンプソンが世界歴代6位の9秒75!! シェリー・アンも最後の国内選手権で3位/ジャマイカ選手権

東京世界選手権の代表選考会となるジャマイカ選手権が6月26日から29日にキングストンで開催された。 男子100mはK.トンプソンが世界歴代6位、今季世界最高の9秒75(+0.8)で優勝した。トンプソンは現在23歳。これま […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top