HOME 国内、世界陸上、日本代表
5000m初出場の塩尻和也は予選敗退「勝負する舞台に立てていない」/世界陸上
5000m初出場の塩尻和也は予選敗退「勝負する舞台に立てていない」/世界陸上

ブダペスト世界選手権の男子5000mに出場した塩尻和也

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)6日目

ブダペスト世界陸上6日目のアフタヌーンセッションが行われ、男子5000m予選1組に出場した塩尻和也(富士通)は13分51秒00で18着となり、決勝進出を逃した。

3000m障害では2016年のリオ五輪に出場経験があるものの、5000mでは初の世界選手権出場。序盤からスローな展開となり「ラスト勝負は想定していた」と言うものの、「元々の実力が劣っているので受け身となってしまい、神経を使ってしまいました」。位置取りで苦戦が続き、4000m過ぎからのペースアップに対応することができなかった。

広告の下にコンテンツが続きます

レース後は「一番の収穫は勝負する舞台に立てていないと実感できたこと。年長になってきたので、良い経験とばかり言っていられない」と意気消沈気味だった塩尻。今年は日本選手権でセカンドベストの13分19秒85で初優勝し、好調を示していた。それだけに爪痕を残せなかったことにショックを隠せない。

ただし、下ばかり向いていられない。「種目は絞らず、また世界の舞台を目指したい」と、再挑戦を誓った。

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)6日目 ブダペスト世界陸上6日目のアフタヌーンセッションが行われ、男子5000m予選1組に出場した塩尻和也(富士通)は13分51秒00で18着となり、決勝進出を逃した。 3000m障害では2016年のリオ五輪に出場経験があるものの、5000mでは初の世界選手権出場。序盤からスローな展開となり「ラスト勝負は想定していた」と言うものの、「元々の実力が劣っているので受け身となってしまい、神経を使ってしまいました」。位置取りで苦戦が続き、4000m過ぎからのペースアップに対応することができなかった。 レース後は「一番の収穫は勝負する舞台に立てていないと実感できたこと。年長になってきたので、良い経験とばかり言っていられない」と意気消沈気味だった塩尻。今年は日本選手権でセカンドベストの13分19秒85で初優勝し、好調を示していた。それだけに爪痕を残せなかったことにショックを隠せない。 ただし、下ばかり向いていられない。「種目は絞らず、また世界の舞台を目指したい」と、再挑戦を誓った。

【動画】塩尻和也は男子5000mで世界陸上初挑戦。レースダイジェストをチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.14

中学チャンピオンが実力発揮! 女子・是枝愛香、男子・出田隆之助がそろって区間賞 「都道府県対抗駅伝でも区間賞を取りたい」/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝が行われ、男子は木瀬(群馬)が初出場で初優勝、女子は京山(岡山)が史上3校目の3連覇を飾った。 今大 […]

NEWS 5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進

2025.12.14

5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進

長崎陸協競歩が12月14日に行われ、男子高校5000m競歩で馬場康成(鳥栖工高3佐賀)が高校歴代6位となる19分47秒71をマークした。 馬場は三日月中時代は800m、1500m、3000mや駅伝に取り組んでいた。高3か […]

NEWS 大淀が宮崎県勢最高の銀メダル! 「きつい練習を乗り越えた最高の仲間」/全中駅伝

2025.12.14

大淀が宮崎県勢最高の銀メダル! 「きつい練習を乗り越えた最高の仲間」/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝の男子が行われ、初出場の木瀬(群馬)が57分01秒で優勝を飾った。 木瀬には引き離されたものの、前回 […]

NEWS 徳島大が2区で首位浮上し独走V 2位は周南公立・至誠館大連合/中国四国学生女子駅伝

2025.12.14

徳島大が2区で首位浮上し独走V 2位は周南公立・至誠館大連合/中国四国学生女子駅伝

第24回中国四国学生駅伝が12月14日、広島県東広島市の東広島運動公園内周回コースを会場に5区間17.2kmで行われ、徳島大Aが1時間1分31秒で優勝した。 徳島大Aは1区の堤真花から4位でタスキを受けた2区(2.0km […]

NEWS 名城大 今回も首位譲らず19連覇 日本福祉大2位に食い込む 3位は中京学大/東海学生女子駅伝

2025.12.14

名城大 今回も首位譲らず19連覇 日本福祉大2位に食い込む 3位は中京学大/東海学生女子駅伝

第19回東海学生女子駅伝対校選手権は12月14日、愛知県美浜町運動公園陸上競技場を発着点とする5区間19.9kmで行われ、名城大Aが1時間9分25秒で19年連続19回目の優勝を果たした。 女子の名城大Aは1区の大河原萌花 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top