HOME 国内、大学

2023.08.04

3000m障害・菖蒲敦司が銅メダル!日本勢32年ぶりの表彰台 400m地主直央は自己新で4位入賞/ユニバ
3000m障害・菖蒲敦司が銅メダル!日本勢32年ぶりの表彰台 400m地主直央は自己新で4位入賞/ユニバ

早大の菖蒲敦司(23年日本学生個人選手権)

【画像】男子3000m障害で銅メダルに輝いた菖蒲と健闘を称える早大・花田勝彦駅伝監督

男子400m学生歴代10傑をチェック

45.03 山村 貴彦(日大3)        2000. 9. 9
45.15 中島佑気ジョセフ(東洋大4)    2023. 6. 4
45.16 金丸 祐三(法大4)        2009. 5. 9
45.18 山口 有希(東海大2)       2003.10.29
45.35 ウォルシュ・ジュリアン(東洋大2) 2016. 6.25
45.44 森田 真治(同大4)        1999. 5.13
45.48 北川 貴理(順大3)        2017. 6.23
45.50 佐藤 光浩(仙台大M2)      2003. 6. 7
45.54 今泉 堅貴(筑波大4)       2023. 6. 4
45.58 佐藤拳太郎(城西大3)       2015. 6.27
45.58 地主 直央(法大4)        2023. 8. 3

◇第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ 陸上競技(8月1日~6日)3日目 ワールドユニバーシティゲームズ(中国・成都)の陸上競技3日目が行われ、男子3000m障害で菖蒲敦司(早大)が8分40秒84で3位に入り、銅メダルを獲得した。 菖蒲は山口・西京高から本格的に陸上を始め、高校2年時にはインターハイ3000m障害で日本人トップの3位に入賞。高3のインターハイでも1500m7位、3000m障害4位と2種目で入賞している。 早大入学後は1年目からチームの主力として活躍し、トラックに限らず学生駅伝でも今年1月の箱根で9区に出場した。一時は3000m障害を離れる気持ちもあったが、「世界を目指すため」に翻意。今年4月の日本学生個人選手権を8分38秒94の大会新記録で制し、日本代表の座を射止めていた。 2日前の予選を4着で通過していた菖蒲。決勝は1000mが2分57秒、2000mが5分59秒という遅い流れのなか、先頭集団の前方をキープした。2000m過ぎに急激にペースが上がると、一時6位まで順位を落としたものの、ラスト1周からのスパートでメダル圏内に浮上。この種目では91年の仲村明(順大)以来となる日本勢32年ぶりのメダル獲得となった。 男子400mでは地主直央(法大)が45秒58の学生歴代10位タイの自己新で4位に入賞。アジア選手権代表の今泉堅貴(筑波大)が47秒18で8位となり、ダブル入賞を果たしている。また、女子400mハードルの山本亜美(立命大)は57秒19で5位に入った。 このほか、男子200mの稲毛碧、西裕大(ともに早大)、女子三段跳の船田茜理(武庫川女大院)、女子ハンマー投の村上来花(九州共立大)らが予選を通過している。 4日は男女200mなど7種目で決勝が行われる。

【画像】男子3000m障害で銅メダルに輝いた菖蒲と健闘を称える早大・花田勝彦駅伝監督

男子400m学生歴代10傑をチェック

45.03 山村 貴彦(日大3)        2000. 9. 9 45.15 中島佑気ジョセフ(東洋大4)    2023. 6. 4 45.16 金丸 祐三(法大4)        2009. 5. 9 45.18 山口 有希(東海大2)       2003.10.29 45.35 ウォルシュ・ジュリアン(東洋大2) 2016. 6.25 45.44 森田 真治(同大4)        1999. 5.13 45.48 北川 貴理(順大3)        2017. 6.23 45.50 佐藤 光浩(仙台大M2)      2003. 6. 7 45.54 今泉 堅貴(筑波大4)       2023. 6. 4 45.58 佐藤拳太郎(城西大3)       2015. 6.27 45.58 地主 直央(法大4)        2023. 8. 3

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.16

中央学大がTKK株式会社とスポンサー契約 同大卒業生が代表取締役

【写真】新たなスポンサーのロゴが入ったユニフォームを披露した中央学大 【お知らせ】中央学院大学駅伝部は、本学卒業生の安保誠司氏が代表取締役を務める『TKK株式会社』様とスポンサー契約を締結致しましたことをお知らせ致します […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【前編】 大学3・4年時はトラックと駅伝の両立に挑戦したが「バランスを取るのが難しかった」

2025.12.16

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【前編】 大学3・4年時はトラックと駅伝の両立に挑戦したが「バランスを取るのが難しかった」

箱根駅伝デビュー戦は2区で〝10人抜き〟、翌年は驚異の〝17人抜き〟 ──東海大に進学して、箱根駅伝は1年生から花の2区で大活躍。区間2位(日本人トップ)で〝10人抜き〟を見せました。 1年時は予選会(日本人トップ)に出 […]

NEWS ニューイヤー駅伝エントリー発表! トヨタ自動車は鈴木芽吹が登録も太田智樹が外れる 連覇目指す旭化成は葛西潤、Honda・小山直城、GMO・吉田祐也らエントリー!

2025.12.16

ニューイヤー駅伝エントリー発表! トヨタ自動車は鈴木芽吹が登録も太田智樹が外れる 連覇目指す旭化成は葛西潤、Honda・小山直城、GMO・吉田祐也らエントリー!

2026年ニューイヤー駅伝エントリー選手をチェック! 旭化成 市田孝、大六野秀畝、茂木圭次郎、土方英和、相澤晃、齋藤椋、井川龍人、葛西潤、亀田仁一路、山本歩夢、長嶋幸宝、キプルト・エマニエル Honda 木村慎、小山直城 […]

NEWS 赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」

2025.12.16

赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」

【コメント全文】赤﨑優花が心機一転、移籍に至った思いや決意を長文で語る 第一生命を退社、退部しました。 監督、山下さん、スタッフ、 チームの皆、第一生命の社員の皆さま、 スポンサーの皆さま、ご尽力いただいた皆さま、 これ […]

NEWS お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

2025.12.16

お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

月刊陸上競技2026年1月号別冊付録「全国高校駅伝総展望」に掲載したデータに誤りがございました。 正しいデータの情報を掲載するとともに、関係者の皆様にお詫びをし、訂正いたします。 男子 今治北(愛媛) 誤 都大路学校最高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top