2023.07.28
日本グランプリシリーズG2のAthlete Night Games in FUKUIが7月29日(土)に開かれる。
大会前日となる28日には会場となる9.98スタジアム(福井県営)で選手たちが前日練習で動きの確認を行ったほか、男子100mの予備予選が行われた。
同大会は「海外のような雰囲気」を目指し、福井陸協がクラウドファンディングを活用して2019年から始めたナイター競技会。選手を間近で見られるフィールド観戦席なども設けられ、1回目の19年には日本記録が連発するなど、毎年好記録が生まれる大会として人気を博している。
今年は、男子100mに東京五輪代表の多田修平(住友電工)がエントリー。昨年からケガなどに悩まされ、春先には精神的な苦悩も明かしたが徐々に復調気配を見せている。練習も順調に積めており、多田らしい動きが見られそうだ。
また、男子110mハードルには村竹ラシッド(順大)が出場。ブダペスト世界選手権の参加標準記録を突破していたが、4月29日の織田記念で左脚を肉離れして日本選手権も欠場した。ここが3ヵ月ぶりの復帰戦となる。
同種目にはアジア選手権代表の横地大雅(Team SSP)、ブダペスト世界選手権の参加標準記録突破者・野本周成(愛媛陸協)らが出場する。
男子走幅跳は、出場6人中5人が8mジャンパー。19年にこの大会で日本記録(8m40)を樹立した城山正太郎(ゼンリン)、東京五輪代表の津波響樹(大塚製薬)、オレゴン世界選手権代表の山川夏輝(Team SSP)がビッグジャンプを狙う。
女子100mハードルには12秒台を持つ清山ちさと(いちご)、同やり投にはオレゴン世界選手権代表の上田百寧(ゼンリン)、武本紗栄(Team SSP)ら実力者がそろう。
気温は高いものの、前日も絶好の風が吹いていた9.98スタジアム。関係者も「久しぶりにすごい風が吹いている。記録が出そう」と期待を寄せる。
29日は11時頃からジュニアレース、記録会などが開かれ、13時40分にオープニングセレモニーが実施。14時のやり投を皮切りに15時45分からトラック種目が開かれ、19時20分に男子100mがフィナーレを飾る。大会の様子は14時からライブ配信も実施。チケットぴあでスタンド席(3000円)、芝生スタンド席(500円)が販売され、芝生スタンド席のみ当日販売もある。
【動画】Athlete Night Gamesのライブ配信をチェック!
https://www.youtube.com/live/O_Rn3y56Azk?feature=shareRECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.14
開幕戦から連覇で強さ見せた國學院大 高まる地力「全日本と箱根がかなり楽しみ」/出雲駅伝
2025.10.14
早大・山口智規が学生駅伝初区間賞! 「取らないといけないプレッシャーがあった」/出雲駅伝
-
2025.10.13
-
2025.10.13
2025.10.13
【テキスト速報】第37回出雲駅伝
-
2025.10.13
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.14
開幕戦から連覇で強さ見せた國學院大 高まる地力「全日本と箱根がかなり楽しみ」/出雲駅伝
◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒で2年連続3回目の優勝を果たし […]
2025.10.13
ライルズやジェファーソン・ウッデンがワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤーのトラック種目候補選手にノミネート!
世界陸連(WA)は10月13日、ワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のトラック種目候補選手を発表した。 陸上競技の年間最優秀選手にあたる「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イ […]
2025.10.13
月刊陸上競技2025年11月号
Contents 東京世界陸上 SPECIAL REPORT Tokyo2025 JAPAN 三浦龍司 夢のメダルにあと一歩 Interview 「これから先の世界大会でメダルを取っても、この特別感は消えない」 藤井菜々 […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望