2023.07.28
世界陸連は7月28日、ブダペスト世界選手権(8月19日~27)のオフィシャルパートナーとして日本のNTNと契約を結んだことを発表した。
2者のスポンサー契約は24年末までとなっており、ブダペスト世界選手権の女子選手のアスリートビブス(ゼッケン)に会社ロゴを掲示するほか、世界ロードランニング選手権(9月30日~10月1日/ラトビア)と世界競歩チーム選手権(24年3月20日~21日/トルコ)などもサポートするという。
世界陸連のセバスチャン・コー会長は「NTNが私たち陸上競技のパートナーに来てくれたことを歓迎します。男女共同参画については我々の重要な柱であり、NTNが女子競技を支援してくれることを嬉しく思います」と感謝の気持ちを述べた。
NTNの鵜飼英一代表執行役 執行役社長 CEOは「創業以来、挑戦し続ける「開拓者精神」と社会とともに発展する『共存共栄精神』の2つの創業者精神を胸に、『新しい技術の創造と新商品の開発を通じて国際社会に貢献する』という企業理念のもと、グローバルで事業を展開しています。世界陸上の協賛を通じて、トップアスリート達の挑戦を応援し、世界陸上競技選手権大会を盛り上げるとともに、スポーツ振興や国際交流に貢献してまいります」とコメントしている。
NTNは1918年に三重県桑名市で創業。機械部品であるベアリング(軸受け)の製造企業として、世界4位のシェアを誇っている。
陸上競技との関わりも深く、1950年に陸上部を創部(当時は東洋ベアリング)。創部当初から日本実業団対抗選手権などでトラックやフィールド種目などで活躍してきた。全日本実業団対抗駅伝には第1回大会から出場を重ね、今年1月には58回目の出場を果たしている。
国際大会では68年メキシコ五輪に鈴木従道と三浦信由が出場。86年アジア大会3000m障害では愛敬重之が金メダルに輝いている。また、昨年のオレゴン世界選手権女子35km競歩では園田世玲奈が9位と健闘。園田はブダペスト世界選手権の代表にも内定している。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.09.17
200mファイナル目指す鵜澤飛羽が予選登場!テボゴと同組に/東京世界陸上
2025.09.17
9月17日Day5のタイムテーブルを更新 女子棒高跳の開始時間を前倒し/東京世界陸上
-
2025.09.17
2025.09.11
ウサイン・ボルトが来日!自身の世界記録更新「今は特にいない」若き選手へ「自分を信じて」
-
2025.09.12
-
2025.09.13
-
2025.09.14
-
2025.09.11
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
-
2025.08.24
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.17
短距離・木村颯太が「店舗高値買取センター」とスポンサー契約を締結 明大時代に日本インカレ200m4位
9月17日、株式会社店舗高値買取センターは、男子短距離の木村颯太とスポンサー契約を締結したことを発表した。 木村は2001年生まれの23歳。埼玉・新座二中時代から200mを中心に競技に取り組み、全中やジュニア五輪に出場。 […]
2025.09.17
9月17日Day5のタイムテーブルを更新 女子棒高跳の開始時間を前倒し/東京世界陸上
◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 世界陸連は9月17日、同日に行われる東京世界陸上Day5(5日目)のタイムテーブルを更新した。 変更されたのは女子棒高跳の決勝の開始時間。従来は20時10分の開始予定だっ […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/