HOME 国内、日本代表

2023.07.14

秦澄美鈴が6m97の特大日本新! 今季世界4位の好記録でブダペスト世界陸上&パリ五輪の標準突破/アジア選手権
秦澄美鈴が6m97の特大日本新! 今季世界4位の好記録でブダペスト世界陸上&パリ五輪の標準突破/アジア選手権

女子走幅跳で日本新記録を樹立した秦澄美鈴

◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)3日目

アジア選手権の3日目午後セッションが行われ、女子走幅跳で秦澄美鈴(シバタ工業)が6m97(+0.5)の日本新で金メダルに輝いた。

従来の日本記録は2006年に池田久美子(スズキ)が作った6m86で、それを11cm更新。日本人初の7mが目前に迫る大ジャンプを見せた。

秦は今年、2月のアジア室内選手権での室内日本新(6m62)を皮切りに積極的に試合を重ね、5月3日の静岡国際で日本歴代4位の自己記録を8cm更新する6m75をジャンプ。日本選手権でも3連覇を飾ったほか、わずかのファウルで7mを超える跳躍を見せるなど、持ち味のバネにスピードが加わり、一段スケールアップしたパフォーマンスを見せていた。

これでブダペスト世界陸上(6m85)、およびパリ五輪(6m86)ともに参加標準記録を突破。2大会連続の世界陸上代表入りを決定的にした。

◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)3日目 アジア選手権の3日目午後セッションが行われ、女子走幅跳で秦澄美鈴(シバタ工業)が6m97(+0.5)の日本新で金メダルに輝いた。 従来の日本記録は2006年に池田久美子(スズキ)が作った6m86で、それを11cm更新。日本人初の7mが目前に迫る大ジャンプを見せた。 秦は今年、2月のアジア室内選手権での室内日本新(6m62)を皮切りに積極的に試合を重ね、5月3日の静岡国際で日本歴代4位の自己記録を8cm更新する6m75をジャンプ。日本選手権でも3連覇を飾ったほか、わずかのファウルで7mを超える跳躍を見せるなど、持ち味のバネにスピードが加わり、一段スケールアップしたパフォーマンスを見せていた。 これでブダペスト世界陸上(6m85)、およびパリ五輪(6m86)ともに参加標準記録を突破。2大会連続の世界陸上代表入りを決定的にした。

女子走幅跳日本歴代10傑

6.97 0.5 秦 澄美鈴(シバタ工業)     2023. 7.14 6.86 1.6 池田久美子(スズキ)       2006. 5. 6 6.84 1.2 甲斐 好美(VOLVER)       2015.10.24 6.82 1.6 花岡 麻帆(Office24)      2001. 6.10 6.65 1.4 桝見咲智子(九電工)       2009. 6.28 6.61 1.9 高松 仁美(ジョージメイソン大) 1995. 4.15 6.59 -0.3 岡山沙英子(広島JOC)     2013. 6. 7 6.58 1.0 磯貝美奈子(群馬大)       1987. 5.10 6.50 0.7 髙良 彩花(筑波大4)      2022. 9. 9 6.48 0.1 河津 里美(藤蔭高教)      1988. 9. 1 6.48 1.8 髙武 華子(福岡大4)      2012. 4. 7 6.48 1.3 清水 珠夏(中大3)       2012. 5.19

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.11

やり投・北口榛花2025年は「みんなで一緒にもう一度最高の感動を味わいたい!」タニタ健康大賞受賞でコンディション作りも明かす

健康総合企業の株式会社タニタが12月11日、日本人の健康づくりに貢献した個人・団体を顕彰する「タニタ健康大賞」を発表し、女子やり投のパリ五輪金メダリスト・北口榛花(JAL)が選ばれ、同日に贈賞式に出席した。 「競技中でも […]

NEWS 26年愛知アジア大会マラソン代表選考方針を発表!MGCシリーズ25-26覇者が内定

2024.12.11

26年愛知アジア大会マラソン代表選考方針を発表!MGCシリーズ25-26覇者が内定

日本陸連は12月11日、2026年に開催される愛知アジア大会のマラソン代表選考方針を発表した。 「国際競技会に通用する『勝負強さ』と『スピード』を有するとともに本大会において最大限に持てる力を発揮できる競技者を選出し、メ […]

NEWS 27年北京世界陸上マラソン代表選考方針が発表!MGCファストパス突破者、MGCシリーズ26-27覇者が内定

2024.12.11

27年北京世界陸上マラソン代表選考方針が発表!MGCファストパス突破者、MGCシリーズ26-27覇者が内定

日本陸連は12月11日、2027年北京世界選手権のマラソン代表選考方針を発表し、編成方針は「2027年度最重要国際競技会と位置づけ、メダル獲得および入賞を目指す競技者で選手団を編成する」とした。 そのうえで、代表内定基準 […]

NEWS 「速い選手」「強い選手」「勢いのある選手」の選考を!ロス五輪に向けマラソン代表選考方針示す

2024.12.11

「速い選手」「強い選手」「勢いのある選手」の選考を!ロス五輪に向けマラソン代表選考方針示す

日本陸連は12月11日、2028年ロサンゼルス五輪のマラソン代表選考の選考方針を明らかにした。 選考競技会としては、2021年東京、24年パリ五輪に向けてと同様に、代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MG […]

NEWS ニューイヤー駅伝のエントリー発表! トヨタ自動車は太田智樹、西山雄介 Hondaはパリ代表・小山直城、青木涼真ら 東日本VのGMOは吉田祐也が登録

2024.12.11

ニューイヤー駅伝のエントリー発表! トヨタ自動車は太田智樹、西山雄介 Hondaはパリ代表・小山直城、青木涼真ら 東日本VのGMOは吉田祐也が登録

12月11日、日本実業団陸上競技連合は第69回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/2025年1月1日)のエントリー選手を発表した。 前回4回目の優勝を飾ったトヨタ自動車はパリ五輪10000m代表の太田智樹や福岡国際マ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top