2023.06.24
◇全国男鹿駅伝(6月24日/秋田・男鹿総合運動公園発着)
高校女子(5区間21.2㎞)は立命館宇治(京都)が従来の大会記録を1分19秒と大幅に短縮する1時間10分01秒で優勝した。
トップの仙台育英A(宮城)から21秒差での2位で中継所を飛び出した3区(3.7㎞)の山本釉未(3年)が快走。前週のインターハイ近畿大会1500mと3000m2冠の実力を発揮し、区間賞で逆転に成功した。4区以降も先頭を守り、最終5区(4.2㎞)の大西桃花(2年)がフィニッシュテープを切った。
2位の仙台育英Aも1時間10分14秒と従来の大会記録を1分06秒短縮。1区(5.6㎞)の長岡みさき(2年)、2区(3.6㎞)のデイシー・ジェロップ(2年)、アンカーの細川あおい(2年)がいずれも区間賞に輝いた。3位は1時間11分33秒で青森山田A(青森)。4区(4.1㎞)のルーシー・ドゥータ(2年)が区間トップだった。
なお、高校男子(7区間48.1㎞)は、佐久長聖(長野)が2時間27分17秒で優勝。1区(10.7㎞)の小名祐志(2年)、4区(6.3㎞)の佐々木哲(2年)、6区(4.6㎞)の増田陸斗(2年)の3区間で区間賞を獲得した。
2位の2時間27分53秒で洛南(京都)。3位は2時間28分33秒で青森山田A(青森)だった。
なお、高校男子の成績について、大会主催者の男鹿市はホームページを通じて、当日のうちに上位3位までの順位を発表。記録については「自動集計システムに不具合が生じた」との理由で、6月27日になって発表された。
※男子の結果を追記しました。
全国男鹿駅伝 高校の上位成績と区間賞
■男子 ●上位成績(8位まで) 1位 佐久長聖(長野) 2.27.17 2位 洛南(京都) 2.27.53 3位 青森山田A(青森) 2.28.33 4位 仙台育英(宮城) 2.30.11 5位 北海道栄(北海道) 2.31.26 6位 秋田工A(秋田) 2.31.55 7位 中越A(新潟) 2.32.26 8位 一関学院A(岩手) 2.32.42 ●区間賞 1区(10.7㎞)小名祐志(佐久長聖・長野) 33.41 2区(4.3㎞)鈴木大翔(仙台育英・宮城) 12.20 3区(8.5㎞)ジェームス・カルリ(青森山田A・青森) 24.25 4区(6.3㎞)佐々木哲(佐久長聖・長野) 19.07 5区(4.4㎞)田中 翔(青森山田A・青森) 13.22 6区(4.6㎞)増田陸斗(佐久長聖・長野) 13.37 7区(9.3㎞)中村貫太(洛南・京都) 28.31 ■女子 ●上位成績(8位まで。◎は大会新) 1位 立命館宇治(京都) 1.10.01◎ 2位 仙台育英A(宮城) 1.10.14◎ 3位 青森山田A(青森) 1.11.33 4位 仙台育英B(宮城) 1.12.12 5位 仙台育英C(宮城) 1.13.01 6位 長野東(長野) 1.13.11 7位 鯖江(福井) 1.14.25 8位 花巻東A(岩手) 1.15.11 ●区間賞 1区(5.6㎞)長岡みさき(仙台育英A・宮城) 18.43 2区(3.6㎞)デイシー・ジェロップ(仙台育英A・宮城) 12.08 3区(3.7㎞)山本釉未(立命館宇治・京都) 11.09 4区(4.1㎞)ルーシー・ドゥータ(青森山田A・青森) 12.59 5区(4.2㎞)細川あおい(仙台育英A・宮城) 13.47RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.10
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.10
【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ
第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]
2025.12.10
前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]
2025.12.10
15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回4位の早大は「5強」の一角として、15年ぶり優勝をしっかりと視界に捉える。 就任4年目を迎えた花田勝彦駅伝監督は、今年度で […]
2025.12.10
99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 全日本大学駅伝で2位を占めた中大は、前回5位からの躍進を期す。藤原正和監督は「いいチームができました」と胸を張って語る。 1年 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025