ケニア陸連は、8月に行われるブダペスト世界選手権のマラソン代表を発表し、女子は世界記録保持者のB.コスゲイや青森山田高出身のR.ワンジルらが選出された。
コスゲイは19年のシカゴで2時間14分04秒の世界記録を樹立。21年には東京五輪で銀メダルを獲得したほか、22年東京でも2時間16分20秒で優勝を飾っている。その後はマラソンで欠場と途中棄権が続いているものの、世界一を決める舞台での復活を目指す。
一方のワンジルは、今年3月の東京で2時間16分28秒と世界歴代6位のタイムで優勝。昨年のベルリンでは2時間18分00秒をマークしており、今もっとも勢いのあるマラソンランナーとして注目を浴びる。東京での優勝インタビューでは「もし世界選手権代表に選ばれたら、金メダルを目指します」と意気込みを語っている。
また、3人目の代表は4月のロンドン4位のS.チェプキルイが選ばれた。
男子は昨年のバレンシアで2時間1分53秒、今年のロンドンで2時間1分25秒(世界歴代2位)と2大会連続で2時間1分台の快走を見せたK.キプトゥムが初の代表入り。2時間4分23秒のベストを持つ経験豊富なG.カムウォロルと、3月の東京で4位に食い込んだT.キプルトもマラソン代表に選出されている。
また、昨年の福岡国際3位でスズキに所属するM.ギザエが補欠選手として登録された。
※7月8日にケニア陸連が新たなブダペスト世界選手権代表を発表し、女子のB.コスゲイらが代表を辞退した。
ブダペスト世界選手権のマラソン・ケニア代表をチェック!
右はベスト記録 <男子> K.キプトゥム 2.01.25(23年ロンドン) G.カムウォロル 2.04.23(23年ロンドン) T.キプルト 2.04.54(22年アムステルダム) ・補欠 T.キプラガト 2.03.50(23年ロッテルダム) M.ギザエ 2.07.28(22年福岡) <女子> R.ワンジル 2.16.28(23年東京) S.チェプキルイ 2.17.29(22年バレンシア) B.コスゲイ 2.14.04(19年シカゴ) ・補欠 S.カプティチ 2.20.03(23年バルセロナ) M.ムリウキ 2.23.52(23年プラハ)RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.07.04
東京世界陸上懸けた熱戦!20年ぶり国立開催の日本選手権、今日開幕
2025.07.03
日本選手権初日の競技日程が変更 暑熱対策の一環としてフィールド種目が14時以降開始へ
-
2025.07.03
-
2025.07.03
-
2025.07.02
2025.07.02
HOKAの新作レーシングシューズ「ROCKET X 3」が7月2日に新登場!
-
2025.07.01
-
2025.06.27
-
2025.06.17
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.04
東京世界陸上懸けた熱戦!20年ぶり国立開催の日本選手権、今日開幕
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が今日(7月4日)に開幕する。 広告の下にコンテンツが続きます 初日のトラック種目の決勝は男子3000m障害と女子5 […]
2025.07.03
日本選手権初日の競技日程が変更 暑熱対策の一環としてフィールド種目が14時以降開始へ
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権の初日のタイムテーブル変更が発表された。 広告の下にコンテンツが続きます 大会のオープニング種目として女子棒高跳、同 […]
2025.07.03
1500m、5000m出場の田中希実 代表内定とともに「世界陸上で戦うことを意識したレース」を目指す 廣中との対戦「楽しみ」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権の開幕を控え、前日会見が国立競技場で行われ、女子1500m、5000mに出場する田中希実(New Balance)が […]
2025.07.03
103年ぶり2冠狙う泉谷駿介 世界陸上代表狙い「1日、1日全力でやりきりたい」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権の開幕を控え、前日会見が国立競技場で行われ、男子110mハードルと走幅跳に出場する泉谷駿介(住友電工)が登壇した。 […]
2025.07.03
サニブラウン股関節上部の骨挫傷明かすも「できる限りの準備をしたい」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権の開幕を控え、前日会見が国立競技場で行われ、男子100mのサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が登壇した。 広告 […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会