2023.06.01
6月1日、ミキハウススポーツクラブは同日付で男子短距離の和田遼が加入したことを発表した。
和田は京都府出身の23歳。中学2年に4×100mリレーで7位入賞を果たすなど、早くから全国大会で活躍しているスプリンター。京都・洛南高では4×100mリレーで高校記録を樹立したほか、17年のU18日本日本選手権100mで3位に入っている。
東洋大進学後は3年時にブレイクし、100m10秒52だったベストを10秒28まで短縮。昨年は関東インカレ100mで3位入賞を果たすと、7月には日本歴代15位、学生歴代6位となる10秒10をマーク。次代を狙うスプリンターとして期待されている。
今春に大学を卒業し、現在は東洋大大学院で学ぶ。今季は故障が続き、日本選手権も右ハムストリング筋膜炎のため棄権した。
新天地で競技を続ける和田はホームページで、「ミキハウススポーツクラブの錚々たるメンバーの一員になれることを誇りに思い、それに見合う活躍ができるように頑張ります」とコメント。「目標は100mで9秒台に突入することと、2024年パリオリンピック、2025年東京世界陸上に出場し活躍することです」と意気込みを語っている。
ミキハウスは大阪府八尾市に本社を置く子供服メーカー。1990年代後半から2000年年代にかけて多くの陸上選手が所属し、男子棒高跳の小林史明、女子100mの坂上香織、同棒高跳の小野真澄、同やり投の三宅貴子が日本記録を樹立している。近年では男子マラソンの藤原新が所属契約を結んでいた。
SNSで抱負を語った和田遼
6月より所属が変わり、ミキハウス所属になります。
— わだりょう (@dawakun123) June 1, 2023
新たな環境で陸上続けれることに感謝しかありません。ミキハウスを背負いパリオリンピック、東京世界陸上を目指します!
そして、アシックスのMETASPEED SPを履いて好記録だします!
Newスパイク履くの楽しみ〜#ミキハウス #ASICS #METASPEEDSP pic.twitter.com/0Rf74oZl7N
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.10
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.10
【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ
第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]
2025.12.10
前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]
2025.12.10
15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回4位の早大は「5強」の一角として、15年ぶり優勝をしっかりと視界に捉える。 就任4年目を迎えた花田勝彦駅伝監督は、今年度で […]
2025.12.10
99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 全日本大学駅伝で2位を占めた中大は、前回5位からの躍進を期す。藤原正和監督は「いいチームができました」と胸を張って語る。 1年 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025