◇第102回関東インカレ(5月11日~14日/神奈川・ギオンスタジアム相模原)3日目
関東インカレ3日目に行われた男子1部棒高跳は、古澤一生(筑波大)が5m40で優勝。ライバル・柄澤智哉(日体大)と同記録ながら、無効試技数の差で勝利を収めた。
「記録はまだまだですが、3度目で初めて優勝できて、タイトルをとれたのは大きいです」
悪天候ということもあり、「失敗をせずに跳ぶ」ことを意識。5m20、30、40と1回で成功させた。柄澤が5m30を2回目でのクリアだったことで決着がついた。
ともに同じ群馬出身で、前橋育英高では同級生。ベルアスレティックスで研鑽を積んできた間柄で「競り合いになると思っていました。勝ててうれしいです」と笑顔を見せる。
中学記録、高校記録と次々に樹立してきた古澤。1年目で日本インカレを制しているが、関東インカレは3位、2位となり、昨年の日本インカレも2位だった。4月の日本学生個人選手権でも柄澤に次ぐ2位。
「高校までは1番が多かったですが、今は下から上を見る立場。優勝できたのは自信になります」
今季はあえて16フィートではなく、15.7フィートで「5m50を安定させる」ことに集中。安定感も出てきたことで、5m52の自己記録更新も手応えをつかんだ。まだ「体力不足」とも言うが、着実に成長を遂げている。
「柄澤選手と2人で高め合っていきたいです」。柄澤もまた「競り合えて楽しかった」と話す。ともに中国・成都でのワールドユニバーシティゲームズ代表。次は世界の舞台で競り合いを見せる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.26
名古屋アジア大会のマラソン、競歩の日程案が発表 マラソンは9月26日
-
2025.12.26
-
2025.12.26
-
2025.12.25
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.20
-
2025.12.21
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.26
名古屋アジア大会のマラソン、競歩の日程案が発表 マラソンは9月26日
愛知・名古屋アジア大会組織委員会は、26年9月に開催される名古屋アジア大会のマラソンと競歩種目の日程と会場案を発表した。 マラソンは男女とも9月26日(土)に実施を予定。時差スタートで、男子は7時30分、女子は7時50分 […]
2025.12.26
箱根駅伝Stories/創部111年の年で「1位」に挑む早大 強力な主軸擁し「間違いなく前回より強い」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 One早稲田のスローガンで 創部111年と「1」並びの年に、早大は「 […]
2025.12.26
瀬古利彦氏と渡辺康幸氏がトークショー!第102回箱根駅伝に向けて優勝は?見どころは?「5強」だけど「わからない」
「第102回箱根駅伝見どころ先取り!スペシャルトークショー」が12月26日、新宿・京王百貨店のミズノ「第102回箱根駅伝オフィシャルグッズショップ」で行われ、瀬古利彦氏(DeNAアスレティックスエリートアドバイザー)と渡 […]
2025.12.26
宮古島大学駅伝に青学大、國學院大、中大など箱根出場の14校参加! ダイジェスト放送も実施予定
「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は12月26日、来年2月8日に実施する大会要項を発表した。 今回で6回目を迎える大会。前回発表よりも出場校が追加され、来年1月の箱根駅伝で3連覇を狙う青学大、宮古島で2 […]
2025.12.26
早稲田大学競走部がボディケアカンパニーのファイテンとサポート契約を締結
ボディケアカンパニーのファイテン株式会社は12月25日、早稲田大学競走部とボディケアサポートを目的とするスポンサーシップ契約を締結したことを発表した。 早稲田大学競走部は1914年に創部し、2024年に創部110周年を迎 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
