2023.05.11
日本陸連は5月11日、セイコーゴールデングランプリ2023横浜(5月21日/神奈川・日産スタジアム)で行われる男子100mの出場予定選手を発表した。新たに出場が決まったのは桐生祥秀(日本生命)、小池祐貴(住友電工)、栁田大輝(東洋大)ら6名。
元日本記録保持者の桐生は、21年東京五輪出場後、本来の走りができない時期が続き、昨年6月の日本選手権後からは3ヵ月の静養を挟むなどしていた。しかし、今季は3月から海外でレースを重ね、5月7日の木南記念では予選で10秒03をマーク。20年8月以来の10秒0台復活を印象づけた。
今季から米国を拠点にしている小池は、5月6日にロサンゼルスえで行われた競技会で10秒18と順調な仕上がりを見せている。また、4月29日の織田記念で優勝している栁田大輝(東洋大)、ユニバ代表の井上直紀(早大)、中村彰太(東洋大)や日本インカレで優勝実績を持つ東田旺洋(関彰商事)など、今季好調なメンバーが出場する。
男子100mには、すでに昨年の世界選手権優勝のフレッド・カーリー(米国)や400m金メダリストのマイケル・ノーマン(米国)、世界選手権代表の坂井隆一郎(大阪ガス)の出場が決定。大会では15時05分から予選が2組行われ、16時45分から決勝が行われる。
大会は、男女合わせて15種目(男子9種目、女子6種目)を実施。世界陸連(WA)コンチネンタルツアーゴールドとして開催される。WAのワールドランキングの大会カテゴリー(格付け)としては、日本選手権のBカテゴリーより上位のAカテゴリー。順位に応じて与えられるポイントが高くなる。
セイコーゴールデンGP男子100m出場選手をチェック!
F.カーリー(米国) M.ノーマン(米国) 桐生 祥秀(日本生命) 小池 祐貴(住友電工) R.ブラウニング(豪州) 坂井隆一郎(大阪ガス) J.ドーラン(豪州) 栁田 大輝(東洋大) 東田 旺洋(関彰商事) 井上 直紀(早大) 中村 彰太(東洋大)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.18
-
2025.07.17
-
2025.07.17
-
2025.07.13
-
2025.07.05
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.18
富士北麓ワールドトライアル 100mに栁田大輝、桐生祥秀 ハードルに泉谷駿介、田中佑美がエントリー!
日本陸連は7月18日、日本グランプリシリーズの富士北麓ワールドトライアル2025のエントリーリストを発表した。 男子100mには日本選手権で優勝した桐生祥秀(日本生命)を筆頭に、関口裕太(早大)、小池祐貴(住友電工)、多 […]
2025.07.18
【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.07.18
100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ
学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が7月21日から27日まで、ドイツのライン・ルールで行われる。若き日本代表の注目選手を紹介する。 男子100mには栁田大輝(東洋大)が出場する。自己記録は […]
2025.07.18
チェプンゲティチ暫定的資格停止!女子マラソン初2時間10分切り、3月のドーピング検査陽性
世界陸連の独立不正監査機関「アスリート・インテグリティー・ユニット」(AIU)は7月17日、女子マラソン世界記録(2時間9分56秒)保持者のルース・チェプンゲティチ(ケニア)に暫定的資格停止処分を科したことを発表した。 […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会