HOME 国内

2023.04.30

やり投・北口榛花が世界陸上内定 100mV栁田大輝、桐生祥秀・山縣亮太が復帰/織田記念
やり投・北口榛花が世界陸上内定 100mV栁田大輝、桐生祥秀・山縣亮太が復帰/織田記念

23年織田記念女子やり投Vの北口榛花

◇第57回織田幹雄記念(4月29日/広島・エディオンスタジアム広島)

日本グランプリシリーズG1の織田記念が行われた。

競技開始から雨が降りしきり、気温は16度と厳しいコンディションに。それでも追い風基調もあって各種目で好記録が誕生した。

広告の下にコンテンツが続きます

女子やり投では北口榛花(JAL)が64m50の大会新記録を樹立。この記録は今季の世界リストトップに立つ。オレゴン世界選手権銅メダルを獲得しており、ブダペスト世界選手権の参加標準記録(63m80)をクリアしたことで選考会となる6月の日本選手権よりもいち早く代表内定を手にした。

男子100mは19歳の栁田大輝(東洋大)が10秒25(+0.5)で優勝。予選は組2着通過だったものの勝負強さが光った。今大会では休養していた桐生祥秀(日本生命)が国内100m復帰戦を迎え、山縣亮太(セイコー)も右膝手術から1年半ぶりの復帰。これまで何度も織田記念を沸かせてきた2人は予選で並んで走るなど会場を盛り上げた。桐生は予選、決勝とも10秒29で決勝5位だった。

男子5000mは佐藤圭汰(駒大)が13分27秒04でV。女子100mハードルは有力選手がそろうなか、田中佑美(富士通)が自身初・日本人4人目の12秒台となる12秒97(+0.6)で優勝した。

今大会で新たなブダペスト世界選手権参加標準記録突破者は現われず。日本グランプリシリーズは5月3日の静岡国際、4日のゴールデンゲームズinのべおか、5日の水戸招待、6・7日の木南記念と続く。

◇第57回織田幹雄記念(4月29日/広島・エディオンスタジアム広島) 日本グランプリシリーズG1の織田記念が行われた。 競技開始から雨が降りしきり、気温は16度と厳しいコンディションに。それでも追い風基調もあって各種目で好記録が誕生した。 女子やり投では北口榛花(JAL)が64m50の大会新記録を樹立。この記録は今季の世界リストトップに立つ。オレゴン世界選手権銅メダルを獲得しており、ブダペスト世界選手権の参加標準記録(63m80)をクリアしたことで選考会となる6月の日本選手権よりもいち早く代表内定を手にした。 男子100mは19歳の栁田大輝(東洋大)が10秒25(+0.5)で優勝。予選は組2着通過だったものの勝負強さが光った。今大会では休養していた桐生祥秀(日本生命)が国内100m復帰戦を迎え、山縣亮太(セイコー)も右膝手術から1年半ぶりの復帰。これまで何度も織田記念を沸かせてきた2人は予選で並んで走るなど会場を盛り上げた。桐生は予選、決勝とも10秒29で決勝5位だった。 男子5000mは佐藤圭汰(駒大)が13分27秒04でV。女子100mハードルは有力選手がそろうなか、田中佑美(富士通)が自身初・日本人4人目の12秒台となる12秒97(+0.6)で優勝した。 今大会で新たなブダペスト世界選手権参加標準記録突破者は現われず。日本グランプリシリーズは5月3日の静岡国際、4日のゴールデンゲームズinのべおか、5日の水戸招待、6・7日の木南記念と続く。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.28

中国陸連にWA加盟連盟賞 世界室内、ダイヤモンドリーグなど開催 競技会、ロードレースには600万人が参加

世界陸連(WA)は11月28日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の加盟連盟賞に中国陸連を選出したと発表した。 加盟連盟賞は、年間を通して顕著な功績を挙げ、陸上競技の発展や知名度向上に大きく貢献した加盟連盟を表 […]

NEWS 青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

2025.11.28

青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]

NEWS デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

2025.11.28

デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

4年に一度、聴覚障者のための世界規模の総合スポーツ競技大会「デフリンピック」が11月26日に閉幕した。創設100周年の節目で初の日本開催だった今回、日本代表は過去最多となる51個のメダルを獲得した。各会場も盛り上がりを見 […]

NEWS 22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

2025.11.28

22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]

NEWS プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

2025.11.27

プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top