2022.11.14
「子供のがんばりを応援しよう!」「でも、どんなふうにサポートすればいいんだろう……」。
そんな悩みを持つみなさんのために、中学生の子を持つ先輩パパママが陸上選手の親ならではの苦労や悩み、テクニックやノウハウを共有していきます。未来の陸上パパママにバトンをつないでいきましょう!
第5回目は、今年1月にサッカー部から陸上に転身した大木朔君とご家族にご登場いただきました。一体どのようにお子様の活動をサポートしているのでしょうか?
第5回 大木暢子さん/朔君(中3)「間食は栄養を考えてシリアル食品にしています」
家族メモ
母は吹奏楽部出身でスポーツ経験なし。朔君は幼稚園から中2までサッカーに取り組み、今年1月から本格的に陸上の道へ。陸上以外には週3で学習塾に通う。
Q.子供が陸上を始めて良かったと思うこと
自分で決めて始めたことなので、自発的に練習をしている点です。
Q.お子様の食事でのこだわりや気をつけていることは?
血清フェリチン値(貯蔵鉄)が低いので、意識して鉄分を摂取しています。好き嫌いは少なく、よく食べるので作る側としてはありがたいです。試合当日の朝はご飯食にしています。日々の間食は栄養バランスがいいからと、自発的にシリアル食品(写真)に変えました。
Q.洗濯でのこだわり、気をつけていること
汗をたくさんかくので、帰ってきたらすぐに練習着を水につけ、下洗いをしてから洗濯機にかけています。
Q.陸上ならではの大変なこと、悩みは?
スパイク、レーシング用、ジョグ用と、シューズが複数必要なことです。それぞれ消耗するのが早いので、どうしても出費がかさみます……。
Q.陸上の知識はどのようにして学んでいますか。
子供がいろいろな大会の映像を見ているので、一緒に見ることがあります。でも、まだまだ初心者です。
Q.お子様の進路先はどんな風に決めていく予定ですか?
本人が目標をしっかり持っており、陸上主体になりそうです。親としては高校だけでなく、さらにその先(大学)も考えてしまうので、最低限の勉強もがんばってほしいです。
Q.陸上のシューズやウェアはどこで購入していますか。
足の幅が広いので、シューズは必ず店舗で履いてから買うようにしています。以前、ジョグ用のシューズをインターネットショップで買ったのですが、やはり幅が小さかったのか、横から穴が空いたことがありました。
Q.お子様の競技についてアドバイスすることはありますか?その時に気をつけていることは?
競技面についてアドバイスできることはないので、その都度「がんばったね」などと声をかけたり、本人からその日の感想を聞いたりしています。その際に気をつけていることは、なるべく肯定的に受け止めるようにしていることです。
Q.陸上初心者パパママへのアドバイスをお願いします!
中学生にもなると、子供は自分で決めて取り組んでいくようになります。その道が本人にとって良いものになるようにサポートし、見守ってあげましょう!
大木朔 君(KMC陸上クラブ)
種目&自己記録
800m 2分06秒66
1500m 4分15秒85
Q.陸上を始めたきっかけ
走ることが好きだったからです。
Q.陸上に取り組んで良かったと思うこと
走ることが、より好きになったことです。
Q.好きな選手、あこがれの選手は?
三浦龍司選手(順大)
Q.今後の目標
800mで1分台を出すことと、都大路(全国高校駅伝)に出場することです。
※情報は2022年11月14日時点

第5回 大木暢子さん/朔君(中3)「間食は栄養を考えてシリアル食品にしています」
家族メモ 母は吹奏楽部出身でスポーツ経験なし。朔君は幼稚園から中2までサッカーに取り組み、今年1月から本格的に陸上の道へ。陸上以外には週3で学習塾に通う。Q.子供が陸上を始めて良かったと思うこと 自分で決めて始めたことなので、自発的に練習をしている点です。 Q.お子様の食事でのこだわりや気をつけていることは? 血清フェリチン値(貯蔵鉄)が低いので、意識して鉄分を摂取しています。好き嫌いは少なく、よく食べるので作る側としてはありがたいです。試合当日の朝はご飯食にしています。日々の間食は栄養バランスがいいからと、自発的にシリアル食品(写真)に変えました。



|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.05.01
東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」
2025.05.01
九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
-
2025.04.28
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.05.01
東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」
東京メトロは5月1日、伊東明日香が入部したと発表した。今年3月31日に埼玉医科大グループを退部していた。 伊東は東京・順天高時代から全国高校駅伝に出場。東洋大進学後は全日本女子大学駅伝や富士山女子駅伝など全国大会に出走し […]
2025.05.01
九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場
九電工は5月1日、ケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが同日付で加入したと発表した。 ニアマイアはケリンゲット高出身の27歳。ハーフマラソンや10kmなどロードレースを主戦場としている。自己ベストは5000m13分57秒3 […]
2025.05.01
アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!
アディダス ジャパンは、未来のスポーツ環境を支えるためのグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET(ムーブ・フォー・ザ・プラネット)」を5月12日~25日まで開催することを発表した。5月12日の計測開 […]
2025.04.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」
山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)