HOME ニュース、国内

2022.04.24

楠康成が5分29秒11!男子2000m障害日本記録を1年で奪還!/兵庫RC
楠康成が5分29秒11!男子2000m障害日本記録を1年で奪還!/兵庫RC


◇第70回兵庫リレーカーニバル(4月24日/神戸総合)

日本グランプリシリーズ・兵庫リレーカーニバルの男子2000m障害で、2年連続の日本最高記録が誕生。楠康成(阿見アスリートクラブ)が5分29秒11をマークし、前回大会で阪口竜平 (SGホールディングス/現・京都陸協)が作った記録(5.29.89)を0.78秒塗り替えた。

「もともと僕が、1500mから転向して一番最初に結果が出た種目だった」と楠。18年までは1500m主体の中距離ランナーだったが、世界を目指して3000m障害への転向を決意。その1年目だった19年7月のホクレンディスタンスチャレンジでこの種目の日本最高(5分31秒82)をマークしていただけに、1年で記録保持者の称号を取り返し、「うれしいです」と胸を張った。

広告の下にコンテンツが続きます

それでも、「あと1000m延びるので」と浮かれた様子はない。3000m障害は昨年の東京五輪では三浦龍司(順大)が7位入賞を果たすなど、好記録が立て続けに生まれる活況。その中で、楠も一昨年に8分28秒01まで自己ベストを短縮したが、昨年の日本選手権では6位と、世界にはまだ届いていない。

「すごく盛り上がっている種目。しっかりと僕も含めてみんなで押し上げられるようにしたい」。そう語る楠の視線は、常に前へ。ハイレベルの中で勝ち上がる決意がうかがえた。

◇第70回兵庫リレーカーニバル(4月24日/神戸総合) 日本グランプリシリーズ・兵庫リレーカーニバルの男子2000m障害で、2年連続の日本最高記録が誕生。楠康成(阿見アスリートクラブ)が5分29秒11をマークし、前回大会で阪口竜平 (SGホールディングス/現・京都陸協)が作った記録(5.29.89)を0.78秒塗り替えた。 「もともと僕が、1500mから転向して一番最初に結果が出た種目だった」と楠。18年までは1500m主体の中距離ランナーだったが、世界を目指して3000m障害への転向を決意。その1年目だった19年7月のホクレンディスタンスチャレンジでこの種目の日本最高(5分31秒82)をマークしていただけに、1年で記録保持者の称号を取り返し、「うれしいです」と胸を張った。 それでも、「あと1000m延びるので」と浮かれた様子はない。3000m障害は昨年の東京五輪では三浦龍司(順大)が7位入賞を果たすなど、好記録が立て続けに生まれる活況。その中で、楠も一昨年に8分28秒01まで自己ベストを短縮したが、昨年の日本選手権では6位と、世界にはまだ届いていない。 「すごく盛り上がっている種目。しっかりと僕も含めてみんなで押し上げられるようにしたい」。そう語る楠の視線は、常に前へ。ハイレベルの中で勝ち上がる決意がうかがえた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.06

10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット

関東学生陸上競技連盟は、主催の10000m記録挑戦競技会について、今年は11月15日の日体大長距離競技会(横浜市・日体大健志台)、11月22日のMARCH対抗戦(東京・町田市)、11月22日の東海大長距離競技会(秦野市) […]

NEWS RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加

2025.11.06

RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加

11月6日、日本陸連は11月29日に開催される「RIKUJO フェスティバル in 国立競技場」に参加するゲストアスリートを発表した。 同イベントは連盟創立100周年を記念して開かれるもの。参加者とトップアスリートが一緒 […]

NEWS 北海道・北照高が来春から陸上部で駅伝チームを強化 43年ぶりに再始動 工藤裕行氏が総監督就任

2025.11.06

北海道・北照高が来春から陸上部で駅伝チームを強化 43年ぶりに再始動 工藤裕行氏が総監督就任

11月5日、北照高は2026年春から陸上部において駅伝チームの強化を本格的にスタートすることを発表した。 北照高は北海道小樽市に校舎を置く私立高。野球部は甲子園に春夏あわせて10回出場を数える強豪として知られる。スキー部 […]

NEWS 全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕

2025.11.05

全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕

全国高校駅伝の出場権を懸けた都道府県高校駅伝が11月4日の埼玉をもってすべて終了し、都道府県代表がすべて出そろった。 昨年の全国大会は男子が佐久長聖、女子は長野東といずれも長野勢が優勝を遂げた。全国2連覇中の佐久長聖は県 […]

NEWS 神戸マラソンの招待選手発表 荒生実慧、平田幸四郎らがエントリー 21年パリ優勝のロティッチも参戦

2025.11.05

神戸マラソンの招待選手発表 荒生実慧、平田幸四郎らがエントリー 21年パリ優勝のロティッチも参戦

11月5日、神戸マラソンの主催者は16日に開催される神戸マラソン2025の招待選手を発表した。 国内からは、8月末のシドニーで2時間7分42秒の6位に入った荒生実慧(NDソフト)がエントリー。前回大会で日本人トップの4位 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top