2026.02.04
世界陸連は、25年2月16日に行われたバルセロナハーフマラソンにおいて、ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ)が出した56分42秒について、世界記録として認定しないと判断した。
東京五輪10000m銅メダルのキプリモは、このレースで10kmを26分50秒、15kmを40分07秒と驚異的なペースを刻み、フィニッシュでは従来の世界記録を48秒も上回るタイムを叩き出していた。
しかし、レース直後から、タイマーを搭載していた先導車とキプリモとの距離が近く、キプリモは車両のスリップストリーム(空気抵抗の低いエリアを走行すること)を利用していたのではないかと指摘されてきた。
陸上競技では競技規則6条3項において、「何らかの機械的補助を利用すること」を許可されない助力行為と定めている。ただし、ロードレースにおける先導車と競技者との距離についての規定はなく、世界陸連の判断に注目が集まっていた。
世界陸連からは正式なアナウンスはないものの、今月2日にキプリモの記録よりも後に樹立されたU20男子1500mやU20男子10000mの記録を世界記録として認定したと発表したことで、キプリモの記録は世界記録として認定されないことが決まった。
今回の措置により、男子ハーフマラソンの世界記録は24年10月のバレンシアでヨミフ・ケジェルチャ(エチオピア)が出した57分30秒となる。
【動画】キプリモと先導車の距離が近かったと指摘されているシーン
httpv://www.youtube.com/watch?v=3i9bi14yumQ?start=2860RECOMMENDED おすすめの記事
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