◇八王子ロングディスタンス2021(11月27日/東京・上柚木競技場)
10000m最終7組は最初の1000mを2分43秒で通過し、5分31秒、8分19秒とペースメーカーが刻む。5000m通過は13分56秒。先頭集団は塩尻和也(富士通)や西山和弥(トヨタ自動車)、荻久保寛也(ヤクルト)らが形成する。ラスト1周を前に塩尻がペースを上げるが残り250mで井上が一気に先頭へ。荻久保がつき、茂木圭次郎(旭化成)が追い上げた。
逃げ切った井上が27分43秒17をマークしてトップ。18年に出した27分56秒27の自己記録を大幅に更新した井上は「走り込み(中心)の中で自己ベストが出ればと思っていた。苦しみながら冷静に走れて、自己ベストと組トップが取れたのはよかった」と話し、「駅伝、マラソンに向けて脚を作っていきたい」と次を見据えている。
2番手は茂木が27分44秒17で続き、荻久保が27分44秒74で3着。この組では14人が27分台をマークした。
■八王子ロングディスタンス2021 10000m7組の上位結果
井上大仁(三菱重工)27.43.17
茂木圭次郎(旭化成)27.44.17
荻久保寛也(ヤクルト)27.44.74
清水歓太(SUBARU)27.45.04
塩尻和也(富士通)27.45.18
相葉直紀(中電工)27.48.26
西山和也(トヨタ自動車)27.48.26
潰滝大記(富士通)27.49.80
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