
◇日本選手権(6月24日~27日/大阪・ヤンマースタジアム長居)
東京五輪代表選考会となる第105回日本選手権の3日目。男子棒高跳は5m60を竹川倖生(丸元産業)、江島雅紀(富士通)、石川拓磨(東京海上日動CS)、山本聖途(トヨタ自動車)がクリアするなど、ハイレベルな争いに。東京五輪の参加標準記録5m80への期待も高まった。
5m70には竹川、江島、山本が挑戦。そのなかで2回目にクリアしたのが竹川だった。江島、山本がクリアできず、バーは5m80へ。竹川と5m70をパスしていた石川が挑むも跳ぶことができず、竹川の初優勝が決まった。
竹川は法大卒の社会人2年目。18年にはアジア大会代表にもなっている。今季は木南記念で5m65の自己新など好調で、今大会の5m70は日本歴代5位タイ。「助走を16歩から18歩に変えたことと、腕をしっかり伸ばして突っ込む」ことで記録を伸ばした。
だが、「標準記録を跳ぶことを目標にしていたので悔しいです」と竹川。練習ではゴムバーを5m80だけでなく、5m90や6m00に上げて練習し、「5m80もノータッチで跳べることもあった」と言う。標準記録に届かず東京五輪代表内定はならず、ワールドランキングでも出場枠圏外。「5m80を跳びたい。次の試合では」と、新たなターゲットに向かって助走を開始していた。
2位の江島はワールドランキングではあと少しで出場権内に入れる状態だったが、厳しい状況に。「悔しいですが、5m60を一発でクリアできて久しぶりに楽しかった。ここが終わりじゃないですし、来年の世界選手権などもあるのでモチベーションが上がった」と、先を見据える。
ワールドランキングでターゲットナンバー(32)のギリギリ31番目(試合前時点)にいる山本は5m60で3位タイ。「助走をまとめられなかった。最後までまとめきれずに終わってしまった。5m80を跳んで内定をもらうのが目標だった。代表になれることを信じて、オリンピックに出場するつもりで準備したい」と語った。
◇日本選手権(6月24日~27日/大阪・ヤンマースタジアム長居)
東京五輪代表選考会となる第105回日本選手権の3日目。男子棒高跳は5m60を竹川倖生(丸元産業)、江島雅紀(富士通)、石川拓磨(東京海上日動CS)、山本聖途(トヨタ自動車)がクリアするなど、ハイレベルな争いに。東京五輪の参加標準記録5m80への期待も高まった。
5m70には竹川、江島、山本が挑戦。そのなかで2回目にクリアしたのが竹川だった。江島、山本がクリアできず、バーは5m80へ。竹川と5m70をパスしていた石川が挑むも跳ぶことができず、竹川の初優勝が決まった。
竹川は法大卒の社会人2年目。18年にはアジア大会代表にもなっている。今季は木南記念で5m65の自己新など好調で、今大会の5m70は日本歴代5位タイ。「助走を16歩から18歩に変えたことと、腕をしっかり伸ばして突っ込む」ことで記録を伸ばした。
だが、「標準記録を跳ぶことを目標にしていたので悔しいです」と竹川。練習ではゴムバーを5m80だけでなく、5m90や6m00に上げて練習し、「5m80もノータッチで跳べることもあった」と言う。標準記録に届かず東京五輪代表内定はならず、ワールドランキングでも出場枠圏外。「5m80を跳びたい。次の試合では」と、新たなターゲットに向かって助走を開始していた。
2位の江島はワールドランキングではあと少しで出場権内に入れる状態だったが、厳しい状況に。「悔しいですが、5m60を一発でクリアできて久しぶりに楽しかった。ここが終わりじゃないですし、来年の世界選手権などもあるのでモチベーションが上がった」と、先を見据える。
ワールドランキングでターゲットナンバー(32)のギリギリ31番目(試合前時点)にいる山本は5m60で3位タイ。「助走をまとめられなかった。最後までまとめきれずに終わってしまった。5m80を跳んで内定をもらうのが目標だった。代表になれることを信じて、オリンピックに出場するつもりで準備したい」と語った。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.29
秋田で開催予定の東北高校駅伝 クマ出没のためトラックレースに変更
2025.10.29
田中希実がホノルルマラソンの1マイルに3年連続出場へ!前回上位占めたライバルたちと再戦
2025.10.29
ブダペスト代表の西山和弥、15年連続の川内優輝らが招待選手に/防府読売マラソン
-
2025.10.29
-
2025.10.28
-
2025.10.28
-
2025.10.28
-
2025.10.28
-
2025.10.26
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.29
秋田で開催予定の東北高校駅伝 クマ出没のためトラックレースに変更
10月29日、秋田陸協ならびに東北高体連陸上競技専門部は、11月6日に開催予定の東北高校駅伝をトラックレース形式で実施すると発表した。駅伝コースの近辺でクマの目撃が相次いでいるための措置としている。 東北高校駅伝は東北6 […]
2025.10.29
田中希実がホノルルマラソンの1マイルに3年連続出場へ!前回上位占めたライバルたちと再戦
「ホノルルマラソン2025」の前日に開催される1マイルレース「カラカウアメリーマイル」に、東京世界選手権代表の田中希実(New Balance)がエントリーしたことがわかった。これで3年連続となる。 同レースはハワイ・ワ […]
2025.10.29
世界陸連がトレッドミルの世界選手権「RUN X」の開催を発表!総額賞金10万ドル&世界ロードランニング選手権の出場権授与
世界陸連(WA)は10月27日、イタリアのフィットネス製品メーカー、テクノジムと提携して第1回世界トレッドミル選手権「RUN X」を2026年に開催すると発表した。 「RUN X」では5kmの競技が行われ、予選はテクノジ […]
2025.10.29
【女子200m】酒井菜夏(金沢ACJr/北鳴中3)24秒37=中学歴代8位タイ
第3回河北郡市記録会は10月25日、石川県かほく市のうのけ総合公園陸上競技場で行われ、女子200mで酒井菜夏(金沢ACJr/金沢北鳴中3)が中学歴代8位タイ、北信越中学新記録となる24秒37(-0.2)をマークした。 酒 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望