◇Denka Athletics Challenge Cup2021(6月6日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)
サトウ食品日本グランプリシリーズのデンカチャレンジ、男子800mで好記録が誕生した。環太平洋大4年生の源裕貴が1分46秒50で快勝。日本歴代5位、学生歴代4位の好タイムだった。
「1分46秒台は出ると思っていた」と言う源。1周目はペースメーカーや先頭に「できるだけついていく」プラン通りにレースを進める。2周目からは「少し先頭とつまってしまう形になって記録が伸びなかったのが悔しい」と振り返る。
山口・美祢青嶺高出身で、地元中国地区の環太平洋大に進学して4年目の今季急成長。4月の記録会で1分48秒52と、前年までのベスト1分49秒64から大きくジャンプアップした。静岡国際でも1分47秒71で優勝。全国タイトルとは無縁だった男が一気に飛躍した。1500mでも3分45秒30と記録を出し、スピードやスピード持久力が格段に成長。
日本選手権では「優勝を目指したいですが」と言い、「静岡国際の時のように自分でレースを作って勝てるように。世界を見据えて通用するようなイメージで取り組んでいきたいです」と、さらなる上を目指している。
■男子800m日本歴代5傑
1.45.75 川元 奨(日大4) 2014. 5.11
1.46.16 横田 真人(慶大4) 2009.10.18
1.46.18 小野 友誠(法大3) 1994. 6.26
1.46.22 近野 義人(ダイエー) 1994. 6.29
1.46.50 源 裕貴(環太平洋大4)2021. 6. 6

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.09.05
女子棒高跳五輪女王ケネディ、欠場発表 左大腿部手術の回復間に合わず/東京世界陸上
-
2025.09.05
-
2025.09.04
-
2025.09.04
-
2025.09.04
2025.09.03
開幕迫る東京世界陸上!聖地・国立競技場の大会装飾も公開 準備も最終段階
-
2025.08.31
-
2025.09.02
-
2025.08.31
-
2025.09.04
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
-
2025.08.27
-
2025.08.19
-
2025.08.24
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.05
女子棒高跳五輪女王ケネディ、欠場発表 左大腿部手術の回復間に合わず/東京世界陸上
9月5日、24年パリ五輪女子棒高跳金メダリストのN.ケネディ(豪州)が、自身のSNSを通じて東京世界選手権の欠場を発表した。 ケネディは1997年生まれの28歳。4m91のベストを持ち、23年ブダペスト世界選手権、24年 […]
2025.09.05
パリ五輪200m6位・オフィリがナイジェリアからトルコ“移籍”へ SNSで表明 東京世界陸上は出場せず
女子短距離のF.オフィリ(ナイジェリア)が、加盟団体をトルコに変更することがこのほどわかった。自身のSNSを通じて発表している。 オフィリは200mでパリ五輪6位の22歳。19年ドーハ世界選手権では当時16歳にして400 […]
2025.09.05
開会式に秋篠宮さまご出席 「鼓童」がOPパフォーマンス 国歌独唱は岡本知高/東京世界陸上
公益財団法人東京2025世界陸上財団は9月5日、開幕が迫る東京世界選手権の開会式の情報を発表した。 主催者挨拶として世界陸連(WA)のセバスチャン・コー会長、開催地代表は小池百合子・東京都知事が務める。開会宣言のため秋篠 […]
2025.09.05
東京レガシーハーフに大迫傑、池田耀平、山下一貴、吉居大和がエントリー 東京五輪金バレガも参戦!
9月5日、東京マラソン財団は東京レガシーハーフマラソン2025(10月19日)のエントリー選手を発表した。 男子には89人のエリート選手が登録し、昨年のベルリンマラソンで2時間5分12秒をマークした池田耀平(Kao)を筆 […]
Latest Issue
最新号

2025年9月号 (8月12日発売)
衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99