2026.06.04
◇第110回日本選手権・混成競技(6月6、7日/岐阜・ヒマラヤスタジアム岐阜:長良川)
名古屋アジア大会代表選考を兼ねた混成競技の日本選手権が6月6、7日に岐阜で行われる。男子十種競技は7918点、女子七種競技は6019点の派遣設定記録を突破して優勝すればアジア大会代表に内定する。
十種競技は4月に8321点の日本記録を樹立した丸山優真(住友電工)が海外競技会出場のためエントリーを見送った。また、前回初優勝した右代啓欣(エントリー)もエントリーせず。一気に本命不在となったが、万全であれば奥田啓祐(ウィザス)が有力だ。22年秋に出した8008点(日本歴代4位)がベスト。その後はケガに悩まされつつも、昨年のアジア選手権では銅メダルを獲得している。前回も故障のため途中棄権。4年ぶり優勝のカギはコンディションか。
過去大会で上位争いしてきた面々も、なかなかコンディションが整わない。森口諒也(オリコ)は4年連続でメダルを手にしており、初優勝のチャンス。前回で初日トップに立った佐田征義(渡辺パイプ)は課題の2日目を乗り切れば上位争いしそう。関西インカレで7468点を出した山本湧斗(大体大)、東京選手権で7337点を出した山岸幹(MAX)ら新戦力の台頭もある。
前日本記録保持者、39歳の右代啓祐(国士舘クラブ)は今年もエントリー。前回も5位に入るなど、その存在感は衰え知らず。若手に発破をかけそうだ。
七種競技は前回初制覇を遂げた田中友梨(スズキ)が好調。2月のアジア室内選手権(中国)の五種競技で6位になると、屋外でも4月の記録会で日本歴代5位の5807点をマーク。東京選手権でも5651点で制した。特にスピードアップに手応えをつかみ、課題である100mハードルと跳躍で加点できれば、目指す6000点も視野に入ってきそうだ。
前々回覇者で、日本歴代6位の5750点を持つ熱田心(岡山陸協)は不在。田中に食らいつくとすれば、大玉華鈴(日体大SMG)、梶木菜々香(ノジマ)、そしてヘンプヒル恵(アトレ)だろう。大玉は自己記録が日本歴代7位の5720点で得意の走高跳では1m78のベストを持つ。膝のケガ以降はトップフォームから遠ざかっているが、今季に懸ける思いは強い。これまで2位が3度、3位が1回あり、悲願の初優勝に燃える。
前回2位の梶木は東京選手権で6種目めまで田中をリード。特に100mハードルは13秒33を持つなど、スピードが持ち味だ。日本歴代3位の5907点を持ち、過去4度優勝があるヘンプヒル。これまで3度の膝の故障がありながら、不屈の闘志でトラックに戻ってきた。5月に30歳の節目を迎え、もう一度息を吹き返しそうな気配が漂う。
日本のキング&クイーンが決まる日本選手権混成は6月7、8日の2日間、岐阜・ヒマラヤスタジアム岐阜(岐阜メモリアルセンター長良川)で行われ、大会の様子は日本陸連YouTubeでライブ配信される。
【ライブ配信】日本選手権混成の様子をチェック!
1日目 https://www.youtube.com/live/GsNS_1MSUHs?si=5tuiH3EByaNes7Vu 2日目 https://www.youtube.com/live/J0QyWZaUMBU?si=JKYblAVCP0UB4XFPRECOMMENDED おすすめの記事
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