HOME ニュース、海外

2021.04.18

女子100mHでカマチョ・クインが世界歴代7位タイ、ムボマが女子400mでU20世界新など今季世界最高続出
女子100mHでカマチョ・クインが世界歴代7位タイ、ムボマが女子400mでU20世界新など今季世界最高続出


米国・フロリダ州で4月17日に行われた競技会女子100mハードルで、J.カマチョ・クイン(プエルトリコ)が世界歴代7位タイの12秒32(+1.7)をマークした。自己ベスト(12秒40/2018年)を上回り、自身の持つプエルトリコのナショナルレコードを更新した。カマチョ・クインは1996年生まれの24歳で、2016年にはリオ五輪に出場している。

男子110mハードルでは、19年ドーハ世界選手権覇者で2月に室内60mハードルで世界記録を出したG.ホロウェイ(米国)が今季世界最高の13秒07(+1.3)をマーク。男子400mは同じくドーハ選手権優勝のS.ガーディナー(バハマ)が44秒71で制した。男子100mではJ.マーティン(米国)が従来の自己ベスト(10秒40)を大幅に上回る今季世界最高の9秒94で(+1.6)で躍り出た。10日に女子100mで世界歴代6位の10秒72をマークしたS.リチャードソン(米国)は200mに出場して22秒11(+1.0)だった。

そのほか各地で好記録が誕生している。ドーハ世界選手権女子400mハードルの銀メダリスト・S.マクラフリン(米国)は、16日にカリフォルニア州で行われた競技会で100mハードルに出場して12秒92(+0.2)の自己新、40分後の400mでは51秒16をマークした。マクラフリンは100mハードルで13秒台、200mハードルで23秒台、400mハードルで53秒台のすべてを破った史上初の女子選手となった。

2月に女子800mでU20室内世界記録を出したA.ムー(米国)は17日、テキサス州の競技会で今季世界最高の1分57秒73を出している。

ナミビア選手権(※日付未詳)では女子400mで17歳のC.ムボマ(ナミビア)がU20世界新の49秒22をマークした。ムボマは2003年5月生まれで、11日にU20世界記録を上回る49秒24を出しており、2週連続の更新となる。ムボマが更新する前のU20世界記録は1991年にG.ブロイアー(ドイツ)が出した49秒42。

16日に行われた南アフリカ選手権(プレトリア)では、2016年リオ五輪男子100m5位のA.シンビネが9秒99で(+0.2)で優勝。前日には追い風参考ながら9秒82(+2.8)を出している。男子400m世界記録保持者のW. ファン・ニーケアク(南アフリカ)は、17日の200mを20秒38(+0.1)で制した。

広告の下にコンテンツが続きます

ジャマイカ・キングストンで17日に開催された競技会では女子200mでS-A.フレイザー・プライス(ジャマイカ)が22秒66(-0.2)で優勝。女子100mではこの種目今季初レースとなったE.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)が11秒21(±0)、男子100mでは前世界記録保持者のA.パウエルが10秒48(-2.5)をマークした。男子砲丸投は15年北京世界選手権銅メダリストのO.リチャーズ(ジャマイカ)が19m15で優勝した。

※記録はいずれも承認手続きが進行中。

米国・フロリダ州で4月17日に行われた競技会女子100mハードルで、J.カマチョ・クイン(プエルトリコ)が世界歴代7位タイの12秒32(+1.7)をマークした。自己ベスト(12秒40/2018年)を上回り、自身の持つプエルトリコのナショナルレコードを更新した。カマチョ・クインは1996年生まれの24歳で、2016年にはリオ五輪に出場している。 男子110mハードルでは、19年ドーハ世界選手権覇者で2月に室内60mハードルで世界記録を出したG.ホロウェイ(米国)が今季世界最高の13秒07(+1.3)をマーク。男子400mは同じくドーハ選手権優勝のS.ガーディナー(バハマ)が44秒71で制した。男子100mではJ.マーティン(米国)が従来の自己ベスト(10秒40)を大幅に上回る今季世界最高の9秒94で(+1.6)で躍り出た。10日に女子100mで世界歴代6位の10秒72をマークしたS.リチャードソン(米国)は200mに出場して22秒11(+1.0)だった。 そのほか各地で好記録が誕生している。ドーハ世界選手権女子400mハードルの銀メダリスト・S.マクラフリン(米国)は、16日にカリフォルニア州で行われた競技会で100mハードルに出場して12秒92(+0.2)の自己新、40分後の400mでは51秒16をマークした。マクラフリンは100mハードルで13秒台、200mハードルで23秒台、400mハードルで53秒台のすべてを破った史上初の女子選手となった。 2月に女子800mでU20室内世界記録を出したA.ムー(米国)は17日、テキサス州の競技会で今季世界最高の1分57秒73を出している。 ナミビア選手権(※日付未詳)では女子400mで17歳のC.ムボマ(ナミビア)がU20世界新の49秒22をマークした。ムボマは2003年5月生まれで、11日にU20世界記録を上回る49秒24を出しており、2週連続の更新となる。ムボマが更新する前のU20世界記録は1991年にG.ブロイアー(ドイツ)が出した49秒42。 16日に行われた南アフリカ選手権(プレトリア)では、2016年リオ五輪男子100m5位のA.シンビネが9秒99で(+0.2)で優勝。前日には追い風参考ながら9秒82(+2.8)を出している。男子400m世界記録保持者のW. ファン・ニーケアク(南アフリカ)は、17日の200mを20秒38(+0.1)で制した。 ジャマイカ・キングストンで17日に開催された競技会では女子200mでS-A.フレイザー・プライス(ジャマイカ)が22秒66(-0.2)で優勝。女子100mではこの種目今季初レースとなったE.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)が11秒21(±0)、男子100mでは前世界記録保持者のA.パウエルが10秒48(-2.5)をマークした。男子砲丸投は15年北京世界選手権銅メダリストのO.リチャーズ(ジャマイカ)が19m15で優勝した。 ※記録はいずれも承認手続きが進行中。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.12

東京世界陸上公式マスコット「りくワン」コラボカフェが今日からオープン!横浜・みなとみらいのぴあアリーナで9月3日まで

ぴあ株式会社は8月12日から、東京世界陸上の大会公式マスコット「りくワン」とのコラボレーションカフェを期間限定でオープンする。2025年8月12日(火)~9月3日(水)まで、横浜・みなとみらいのぴあアリーナMM併設のカフ […]

NEWS 2日連続出場の山縣亮太が10秒26で優勝! やり投は小椋健司が連覇/SANOトワイライトゲームズ

2025.08.11

2日連続出場の山縣亮太が10秒26で優勝! やり投は小椋健司が連覇/SANOトワイライトゲームズ

8月11日、栃木県の佐野市運動公園陸上競技場で第3回SANOトワイライトゲームズが行われ、男子100mでは日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)が10秒26(-0.4)で優勝した。 前日にも同じ会場で行われたSANO公認1 […]

NEWS 久光製薬が東京世界陸上の公式サプライヤーに決定 「サロンパス」は9年連続で世界シェア1位

2025.08.11

久光製薬が東京世界陸上の公式サプライヤーに決定 「サロンパス」は9年連続で世界シェア1位

8月8日、世界陸連は久光製薬が9月に開催される東京世界選手権の公式サプライヤーに選定されたことを発表した。 久光製薬は医薬品メーカーとして、さまざまな商品を展開。主力商品の「サロンパス」は市販の鎮痛消炎貼付剤として9年連 […]

NEWS 11月開催の丹後大学駅伝がクラウドファンディングを開始 青学大のオープン参加に加え、小中学生対象の陸上教室を企画

2025.08.11

11月開催の丹後大学駅伝がクラウドファンディングを開始 青学大のオープン参加に加え、小中学生対象の陸上教室を企画

11月15日に開催される丹後大学駅伝(第87回関西学生対校駅伝)の開催に向けて、今年も会場となる京都府京丹後市と主催の関西学連が中心となり、クラウドファンディングを実施している。 丹後大学駅伝は関西学生駅伝のナンバーワン […]

NEWS 福井ナイトゲームズの確定エントリー発表!村竹ラシッド、鵜澤飛羽、﨑山雄太ら世界陸上内定者が登録

2025.08.11

福井ナイトゲームズの確定エントリー発表!村竹ラシッド、鵜澤飛羽、﨑山雄太ら世界陸上内定者が登録

福井陸協は8月15、16日に開催される、日本グランプリシリーズ「Athlete Night Games in FUKUI2025」の確定エントリーリストを発表した。 男子110mハードルでは東京世界選手権代表に内定してい […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top