HOME ニュース、国内

2021.02.26

全日本競歩輪島で女子20km競歩特別レース開催 東京五輪に向け国際競歩審判招聘へ
全日本競歩輪島で女子20km競歩特別レース開催 東京五輪に向け国際競歩審判招聘へ


日本陸連は4月10、11日に開催される第60回全日本競歩輪島大会において、特別レースとして女子20km競歩を実施すると発表した。

女子20km競歩は東京五輪代表枠3つのうち、すでに岡田久美子(ビックカメラ)と藤井菜々子(エディオン)の2人が内定している。残り1枠を巡り、東京五輪の参加標準記録および日本陸連が定める派遣設定記録の突破が必要となるが、世界陸連(WA)が記録を認める条件の一つとして「国際競歩審判員(IRWJ)3名以上」が求められる。国内には2名しかいないため、海外からの招聘が必要である。

そのため、3月21日の第45回全日本競歩能美大会にもIRWJの招聘を予定しているものの、「国内外の新型コロナウイルス感染拡大による入国制限措置および入国に際しての条件・行動制限措置のため招聘が確実ではない」(日本陸連)として、能美で条件を満たせなかった場合に備え、4月の第 105 回日本陸上競技選手権大会50km競歩(兼東京五輪男子50km競歩選考会と併催される全日本競歩輪島大会に女子20km競歩の特別レースを設定することを決めた。

広告の下にコンテンツが続きます

特別レースへの参加資格は、2020年の日本選手権20km競歩と全日本能美競歩、今年の日本選手権20km競歩の、五輪代表内定済み2人を除く日本人3位以内に限られる。女子20kmの残り1枠の選考については6月13日までに派遣設定記録(1時間30分00秒)を満たした競技者で、今年の日本選手権で五輪代表を除く最上位者が内定を勝ち取ることができる。なお、今年の日本選手権日本人最上位は渕瀬真寿美(建設装工業)で、渕瀬が条件を満たした場合は代表に内定する。

日本陸連は4月10、11日に開催される第60回全日本競歩輪島大会において、特別レースとして女子20km競歩を実施すると発表した。 女子20km競歩は東京五輪代表枠3つのうち、すでに岡田久美子(ビックカメラ)と藤井菜々子(エディオン)の2人が内定している。残り1枠を巡り、東京五輪の参加標準記録および日本陸連が定める派遣設定記録の突破が必要となるが、世界陸連(WA)が記録を認める条件の一つとして「国際競歩審判員(IRWJ)3名以上」が求められる。国内には2名しかいないため、海外からの招聘が必要である。 そのため、3月21日の第45回全日本競歩能美大会にもIRWJの招聘を予定しているものの、「国内外の新型コロナウイルス感染拡大による入国制限措置および入国に際しての条件・行動制限措置のため招聘が確実ではない」(日本陸連)として、能美で条件を満たせなかった場合に備え、4月の第 105 回日本陸上競技選手権大会50km競歩(兼東京五輪男子50km競歩選考会と併催される全日本競歩輪島大会に女子20km競歩の特別レースを設定することを決めた。 特別レースへの参加資格は、2020年の日本選手権20km競歩と全日本能美競歩、今年の日本選手権20km競歩の、五輪代表内定済み2人を除く日本人3位以内に限られる。女子20kmの残り1枠の選考については6月13日までに派遣設定記録(1時間30分00秒)を満たした競技者で、今年の日本選手権で五輪代表を除く最上位者が内定を勝ち取ることができる。なお、今年の日本選手権日本人最上位は渕瀬真寿美(建設装工業)で、渕瀬が条件を満たした場合は代表に内定する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.22

高校駅伝都道府県大会が第2週目突入!明日23日の福島から9県で開催 宮城、千葉らハイレベルの熱戦

10月に入って全国高校駅伝(12月21日/京都)出場を懸けた高校駅伝都道府県大会が行われている。 今週は週末にかけて、東北、関東を中心に9県で開催される。 23日には福島県大会が行われ、学法石川を中心にハイレベルの争いと […]

NEWS 関西実業団対抗駅伝に住友電工・遠藤日向、SGホールディングス・近藤幸太郎、NTT西日本・服部弾馬らがエントリー!

2025.10.22

関西実業団対抗駅伝に住友電工・遠藤日向、SGホールディングス・近藤幸太郎、NTT西日本・服部弾馬らがエントリー!

来年元日に行われる全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選を兼ねた第68回関西実業団対抗駅伝(11月9日/和歌山)のエントリーが、10月22日に関西実業団連盟から発表された。 前回と同じ13チームがエントリー。各チ […]

NEWS 米国陸連が国内ツアーを創設 無秩序な競技会開催を抑制し、スポンサー拡大を目指す

2025.10.22

米国陸連が国内ツアーを創設 無秩序な競技会開催を抑制し、スポンサー拡大を目指す

米国陸連(USATF)は10月20日、米国陸連主催のUSATFツアーを新設することを発表した。 ツアーは2026年から実施予定で、現在は既存大会および新設大会を対象に参入申請を受け付けている。陸連はツアー化によって大会日 […]

NEWS 【プレゼント】保温性に優れたZAMSTの「アームスリーブWARM EDITION」/11月号

2025.10.21

【プレゼント】保温性に優れたZAMSTの「アームスリーブWARM EDITION」/11月号

世界と戦うトップアスリートも愛用するサポート・ケア製品ブランド「ZAMST(ザムスト)」を展開する日本シグマックス株式会社。 同社から発売中の寒い時期でも快適にスポーツを行うことができるよう保温性に優れ、手首から上腕にか […]

NEWS 東京世界陸上サブトラックからの選手輸送「遅延ゼロ」分単位で計画「円滑に進められた」

2025.10.21

東京世界陸上サブトラックからの選手輸送「遅延ゼロ」分単位で計画「円滑に進められた」

公益財団法人東京2025世界陸上財団は10月21日、第31回理事会を開き、大会の開催結果について報告したあと、報道陣への記者ブリーフィングを開いた。 9月13日から21日まで、東京・国立競技場をメイン会場に開かれた世界選 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top