HOME 高校

2026.06.10

香川・小坂羚叶が跳躍2冠! 愛媛・井手友郎は短距離4種目V 長崎の八種競技で中村有輝が5933点/IH都府県大会
香川・小坂羚叶が跳躍2冠! 愛媛・井手友郎は短距離4種目V 長崎の八種競技で中村有輝が5933点/IH都府県大会

小坂羚叶(25年U20日本選手権)

滋賀インターハイ(7月30日~8月5日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

四国地区では6月8日までに全4県、北九州地区では6月9日までに全4県が終了。好記録が相次いだ。

広告の下にコンテンツが続きます

香川県大会では、四学香川西の選手が好記録を連発させた。昨年のU20日本選手権男子三段跳優勝者の小坂羚叶(3年)は、着実に15m14(+1.0)で優勝。走幅跳でも7m04(+0.7)で優勝を決めており、2冠を獲得した。また昨年のインターハイ男子円盤投8位の山石隼斗(3年)は46m73で優勝し、順調に四国大会へと進めた。

女子でも昨年のインターハイ女子ハンマー投で7位の植原楓(3年)が同種目で50m97。砲丸投でも11m68を投げて2種目制覇。昨年の国スポ女子少年共通やり投で8位の赤木凛乃杏(2年)は47m57の大会新記録で優勝した。

また、山本彩永(3年)は5冠を達成。女子200mでは24秒63(+1.0)で県高校タイと大会新、100mでは向かい風4.4mながら12秒66、400mは56秒52で制した。そして、ともに2走を務めた4×100mリレーは46秒92の県高校記録、4×400mリレーでも3分51秒00を記録し、大会新記録でそれぞれ優勝を手にした。

また、女子のリレーでそれぞれ4走と1走を担った酒井麻帆(1年)も100mハードルで13秒94(+0.6)の大会新記録で制し、3冠を獲得している。

そのほか、女子三段跳では竹安叶愛ジーナ(3年)が12m26(+1.1)の好記録で優勝し、3走を走ったマイルリレーと合わせて2冠。男子棒高跳では、昨年の全中7位のルーキー・西村颯真(高松北)が4m70を跳んで優勝を決めている。

愛媛県大会では、昨年のU20日本選手権女子三段跳で優勝した大西海優(新居浜東2)が、12m53(+0.3)で貫禄V。走幅跳でも5m85(+1.0)で優勝した。また昨年のインターハイ男子200mで4位に入っている井手友郎(済美3)が、同種目で21秒07(+1.4)でV。100mは10秒74(-2.9)、4×100mリレーでは2走で40秒53の県高校新と大会新、4×400mリレーでは4走で3分18秒45を記録し、4冠を手にした。

この実力者2人以外にも、多くの好記録が生まれた。男子三段跳では、佐伯和真(松山北3)が15m04(+1.2)で優勝。女子800mでは源代恵麻(新居浜東2)が2分08秒04の県高校新、そして大会新記録も誕生させた。源代は1500mでも4分22秒86で大会記録をマークしたものの、それを上回って優勝したのが井門萌(聖カタリナ3)。4分22秒26で県高校記録も更新した。井門は3000mでも9分41秒30で優勝しており、2冠となっている。

そのほか、女子棒高跳では片山実紅(済美2)が3m63で県高校新記録でV。七種競技では赤松仁香(聖カタリナ3)が4753点で優勝し、14秒20(+0.3)で勝利した100mハードルとともに2冠となった。そして、男子110mハードルでは、中矢橙吾(松山工3)が14秒53(+0.6)の大会新記録で優勝した。

長崎県大会は、中村有輝(諫早農3)が大活躍。男子八種競技では自身がこれまでに持つ5486点の記録を超える5933点を出して優勝し、県高校記録と大会記録も更新させた。また200mでも21秒40(-0.5)で、4×100mリレーでも2走を走って41秒50でともに勝利しており、3冠を飾っている。

女子では、吉永優衣(長崎日大3)のパフォーマンスが目立った。100mでは向かい風2.8mながら11秒80の大会新。100mハードルでは昨年のU16大会や全中で優勝し、日本中学記録を持つ今村好花(長崎日大1)を抑え、13秒59(+0.2)とこちらも大会記録を更新して制した。吉永が1走、今村が2走を走った4×100mリレーでも47秒29で勝利し、ハイレベルな3冠を達成した。

そのほか、男子5000m競歩では土井雅翔(大村2)が20分52秒98の県高校新で優勝した。男子円盤投では渕上琥鉄(長崎日大3)が47m70、女子棒高跳では吉田真潤(創成館2)が3m01でそれぞれ大会新V。また男子5000mでは俵匠生(長崎日大3)が14分16秒74で優勝している。

四国大会は6月20日から3日間、香川・四国化成MEGLIOスタジアムで、北九州大会は6月19日から4日間、大分・クラサスドーム大分で行われる。

文/松山林太郎

滋賀インターハイ(7月30日~8月5日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 四国地区では6月8日までに全4県、北九州地区では6月9日までに全4県が終了。好記録が相次いだ。 香川県大会では、四学香川西の選手が好記録を連発させた。昨年のU20日本選手権男子三段跳優勝者の小坂羚叶(3年)は、着実に15m14(+1.0)で優勝。走幅跳でも7m04(+0.7)で優勝を決めており、2冠を獲得した。また昨年のインターハイ男子円盤投8位の山石隼斗(3年)は46m73で優勝し、順調に四国大会へと進めた。 女子でも昨年のインターハイ女子ハンマー投で7位の植原楓(3年)が同種目で50m97。砲丸投でも11m68を投げて2種目制覇。昨年の国スポ女子少年共通やり投で8位の赤木凛乃杏(2年)は47m57の大会新記録で優勝した。 また、山本彩永(3年)は5冠を達成。女子200mでは24秒63(+1.0)で県高校タイと大会新、100mでは向かい風4.4mながら12秒66、400mは56秒52で制した。そして、ともに2走を務めた4×100mリレーは46秒92の県高校記録、4×400mリレーでも3分51秒00を記録し、大会新記録でそれぞれ優勝を手にした。 また、女子のリレーでそれぞれ4走と1走を担った酒井麻帆(1年)も100mハードルで13秒94(+0.6)の大会新記録で制し、3冠を獲得している。 そのほか、女子三段跳では竹安叶愛ジーナ(3年)が12m26(+1.1)の好記録で優勝し、3走を走ったマイルリレーと合わせて2冠。男子棒高跳では、昨年の全中7位のルーキー・西村颯真(高松北)が4m70を跳んで優勝を決めている。 愛媛県大会では、昨年のU20日本選手権女子三段跳で優勝した大西海優(新居浜東2)が、12m53(+0.3)で貫禄V。走幅跳でも5m85(+1.0)で優勝した。また昨年のインターハイ男子200mで4位に入っている井手友郎(済美3)が、同種目で21秒07(+1.4)でV。100mは10秒74(-2.9)、4×100mリレーでは2走で40秒53の県高校新と大会新、4×400mリレーでは4走で3分18秒45を記録し、4冠を手にした。 この実力者2人以外にも、多くの好記録が生まれた。男子三段跳では、佐伯和真(松山北3)が15m04(+1.2)で優勝。女子800mでは源代恵麻(新居浜東2)が2分08秒04の県高校新、そして大会新記録も誕生させた。源代は1500mでも4分22秒86で大会記録をマークしたものの、それを上回って優勝したのが井門萌(聖カタリナ3)。4分22秒26で県高校記録も更新した。井門は3000mでも9分41秒30で優勝しており、2冠となっている。 そのほか、女子棒高跳では片山実紅(済美2)が3m63で県高校新記録でV。七種競技では赤松仁香(聖カタリナ3)が4753点で優勝し、14秒20(+0.3)で勝利した100mハードルとともに2冠となった。そして、男子110mハードルでは、中矢橙吾(松山工3)が14秒53(+0.6)の大会新記録で優勝した。 長崎県大会は、中村有輝(諫早農3)が大活躍。男子八種競技では自身がこれまでに持つ5486点の記録を超える5933点を出して優勝し、県高校記録と大会記録も更新させた。また200mでも21秒40(-0.5)で、4×100mリレーでも2走を走って41秒50でともに勝利しており、3冠を飾っている。 女子では、吉永優衣(長崎日大3)のパフォーマンスが目立った。100mでは向かい風2.8mながら11秒80の大会新。100mハードルでは昨年のU16大会や全中で優勝し、日本中学記録を持つ今村好花(長崎日大1)を抑え、13秒59(+0.2)とこちらも大会記録を更新して制した。吉永が1走、今村が2走を走った4×100mリレーでも47秒29で勝利し、ハイレベルな3冠を達成した。 そのほか、男子5000m競歩では土井雅翔(大村2)が20分52秒98の県高校新で優勝した。男子円盤投では渕上琥鉄(長崎日大3)が47m70、女子棒高跳では吉田真潤(創成館2)が3m01でそれぞれ大会新V。また男子5000mでは俵匠生(長崎日大3)が14分16秒74で優勝している。 四国大会は6月20日から3日間、香川・四国化成MEGLIOスタジアムで、北九州大会は6月19日から4日間、大分・クラサスドーム大分で行われる。 文/松山林太郎

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.07.25

東京都中学総体100m決勝が風速計機器不具合のため再レースへ 中学記録など3組の記録が取り消しに

第65回東京都中学総体の2日目が7月25日、八王子市の上柚木公園陸上競技場で行われ、3年男子100mABC決勝のうち第3組の結果が風速計機器の不具合により取り消され、7月26日13時予定で再レースが行われることがわかった […]

NEWS 高2・後藤大樹が200m20秒47!高校歴代3位の自己記録にあと0.04秒のセカンドベスト

2026.07.25

高2・後藤大樹が200m20秒47!高校歴代3位の自己記録にあと0.04秒のセカンドベスト

第2回京都府高校記録会「Summer Challenge」が7月25日、京都府宇治市の山城運動公園陸上競技場で行われ、男子200mで後藤大樹(洛南2)が20秒47(+2.0)の好タイムをマークした。 後藤は6月中旬の日本 […]

NEWS 中島佑気ジョセフらが参加!お膝元の等々力で100m計測イベント開催

2026.07.25

中島佑気ジョセフらが参加!お膝元の等々力で100m計測イベント開催

富士通は7月25日、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)で100m計測イベント「Fujitsu Sprint Challenge 2026」を開催した。 陸上競技部活動拠点を本社のある […]

NEWS 世界アルティメット選手権のタイムテーブル決定!やり投・北口榛花は2日目に登場、110mHは初日締め

2026.07.25

世界アルティメット選手権のタイムテーブル決定!やり投・北口榛花は2日目に登場、110mHは初日締め

世界陸連(WA)は9月にハンガリー・ブダペストで初開催する世界陸上アルティメット選手権のタイムテーブルを発表した。 9月11日から13日の3日間で実施され、初日は19時から22時、2日目、3日目は18時から21時の約3時 […]

NEWS 【男子110mH】木村立樹(桜浜3三重) 13秒51=中学歴代3位タイ

2026.07.25

【男子110mH】木村立樹(桜浜3三重) 13秒51=中学歴代3位タイ

第42回三重県中学選抜大会が7月25日、三重県伊勢市の三重交通Gスポーツの杜 伊勢 陸上競技場で行われ、男子110mハードルで木村立樹(桜浜3三重)が中学歴代3位タイの13秒51(+2.0)をマークして優勝した。 木村は […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年8月号 (7月14日発売)

2026年8月号 (7月14日発売)

別冊付録 IH観戦ガイド
アジア大会代表一覧

page top