女子800mで五輪連覇の実績を持つキャスター・セメニャ(南アフリカ)がテストステロン値による参加資格制限をめぐって、欧州人権裁判所に提訴すると表明している。
2019年の規則変更で、DSD(性の発達が先天的に非定型的である状態)のアスリートはテストステロン低減薬の服用等の条件を満たさなければ400mから1マイル距離の種目に出場することができないと定められた。女子800mで五輪2連覇(12年ロンドン、16年リオ)、世界歴代3位の1分54秒25を持つセメニャは、この規定により19年ドーハ世界選手には出場できていない。これまでにスポーツ仲裁裁判所(CAS)やスイス連邦最高裁に規則の撤回を求めていたが、いずれも訴えを退けられている。
セメニャは昨年3月に200mで東京五輪を目指す意向を表明していたが、この距離の自己ベストは23秒81(非公認23秒49)で、五輪標準記録(22秒80)を突破していない。英国BBCの報道によれば、セメニャの弁護士は「申立の日程は裁判所が決定することだが、キャスター(セメニャ)は国際大会で800メートルのスタートラインに戻ることに望みをもっている」とコメントしている。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.05.09
編集部コラム「あだち充みたいになりたい!」
2026.05.09
【女子棒高跳】松浦清愛(久御山高2京都) 4m10=U18日本タイ&高校歴代4位タイ
2026.05.09
走幅跳・橋岡優輝が米国で8m27w 公認でも8m09をジャンプ
-
2026.05.08
-
2026.05.08
-
2026.05.08
-
2026.04.24
Latest articles 最新の記事
2026.05.09
編集部コラム「あだち充みたいになりたい!」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2026.05.09
【女子棒高跳】松浦清愛(久御山高2京都) 4m10=U18日本タイ&高校歴代4位タイ
国スポ京都府第1次選考会の初日が5月9日に、京都市のたけびしスタジアム京都で行われ、女子棒高跳で松浦清愛(久御山高2京都)が4m10のU18日本タイ記録をマークした。 昨年のU16大会で優勝している松浦は、3m50を1回 […]
2026.05.09
走幅跳・橋岡優輝が米国で8m27w 公認でも8m09をジャンプ
米国カリフォルニア州アズサで5月8日、フランソン・ラストチャレンジ競技会が行われ、男子走幅跳で橋岡優輝(富士通)が8m27(+2.2)で優勝した。 橋岡は1回目で8m09(+0.5)を跳ぶと、2回目に8m24(+2.6) […]
Latest Issue
最新号
2026年5月号 (4月14日発売)
2026シーズン展望
中距離特集ほか