世界陸連(WA)は12月19日、2025年のWA競歩ツアー年間優勝者を発表し、男子はE.ダンフィー(カナダ)、女子は35km競歩の世界記録保持者であるM.ペレス(スペイン)が選ばれた。
男女ともに今季の東京世界選手権優勝者。ダンフィーは35km競歩で金メダルを獲得し、ペレスは20km、35kmの2種目で世界選手権2連覇を達成した。ペレスは今季無敗のシーズンを送り、ツアーで獲得した4136ポイントは、現行システムにおける史上最高得点となった。ダンフィーも4077ポイントを獲得し、男子では現行制度下で史上最高得点を記録している。
男子のツアー2位には東京世界選手権20km競歩金メダルのC.ボンフィム(ブラジル)が入り、女子は同大会20km競歩銀メダルのA.ゴンザレス(メキシコ)が2位となった。日本勢は、男子で20km競歩世界保持者の山西利和(愛知製鋼)が4位、勝木隼人(自衛隊体育学校)が8位、女子で藤井菜々子(エディオン)が8位に入っている。
同ツアーはシリーズ大会での成績上位3大会を合算してポイント化し、順位を決定。男女の年間優勝者には、昨年同様2万5000ドル(約360万円)が授与される。
なお、2026年ツアーのゴールド大会初戦は、3月1日、2日に中国・太倉で開催される予定となっている。
2025年WA競歩ツアーランキング上位選手
男子 1位 E.ダンフィー(カナダ) 2位 C.ボンフィム(ブラジル) 3位 P.マクガラス(スペイン) 4位 山西利和(愛知製鋼) 5位 銭海峰(中国) 6位 M.スタノ(イタリア) 7位 C.リンケ(ドイツ) 8位 勝木隼人(自衛隊体育学校) 女子 1位 M.ペレス(スペイン) 2位 A.ゴンザレス(メキシコ) 3位 A.パルミサーノ(イタリア) 4位 P.トーレス(エクアドル) 5位 K.ガルシア・レオン(ペルー) 6位 彭麗(中国) 7位 K.ズジェブウォ(ポーランド) 8位 藤井菜々子(エディオン)RECOMMENDED おすすめの記事
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