HOME 国内、大学

2025.09.28

砲丸投・成田卓登がU20歴代4位の18m70 初の全国タイトル「本当にうれしかった」/U20日本選手権
砲丸投・成田卓登がU20歴代4位の18m70 初の全国タイトル「本当にうれしかった」/U20日本選手権

U20日本選手権男子砲丸投で優勝した成田卓登(東海大)

◇第41回U20日本選手権(9月27日~28日/静岡・草薙総合運動場陸上競技場)2日目

U20日本選手権の最終日が行われ、男子砲丸投(6kg)は成田卓登(東海大)がU20歴代4位となる18m70で優勝を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

快記録が飛び出したのは最終投てきだった。1投目からトップを守り続けて優勝を決めていた成田が、観客に手拍子を求める。

「優勝が決まってから気持ちが楽になりました。気分が上がって、うまく決まりました」。投げのタイミングや突き出し動作がはまり、18mを大きく超えて砲丸が落下した。

この日は1投目から自己ベストを上回る投てきを続けた。前日は関東学生新人大会で優勝を飾ったが、6kgは「直前に触ったぐらいです」。それでも、ファウルを挟みながらも投げるたびに記録を更新し、「動きはいいから大丈夫だろうと思っていました」と話す。

神奈川・横浜清風高時代は昨年のインターハイ5位が最高で、今年6月の日本インカレでは6位。「全国でメダルとか優勝は初めてで、本当にうれしかったです」と笑顔を浮かべた。

広告の下にコンテンツが続きます

一般規格(7.26kg)に換算すると、「17mぐらい投げられる力はあると思います」と強調。自己ベストは16m01だが、「来年は日本選手権に出たいです」と、新たな目標を定めていた。

◇第41回U20日本選手権(9月27日~28日/静岡・草薙総合運動場陸上競技場)2日目 U20日本選手権の最終日が行われ、男子砲丸投(6kg)は成田卓登(東海大)がU20歴代4位となる18m70で優勝を飾った。 快記録が飛び出したのは最終投てきだった。1投目からトップを守り続けて優勝を決めていた成田が、観客に手拍子を求める。 「優勝が決まってから気持ちが楽になりました。気分が上がって、うまく決まりました」。投げのタイミングや突き出し動作がはまり、18mを大きく超えて砲丸が落下した。 この日は1投目から自己ベストを上回る投てきを続けた。前日は関東学生新人大会で優勝を飾ったが、6kgは「直前に触ったぐらいです」。それでも、ファウルを挟みながらも投げるたびに記録を更新し、「動きはいいから大丈夫だろうと思っていました」と話す。 神奈川・横浜清風高時代は昨年のインターハイ5位が最高で、今年6月の日本インカレでは6位。「全国でメダルとか優勝は初めてで、本当にうれしかったです」と笑顔を浮かべた。 一般規格(7.26kg)に換算すると、「17mぐらい投げられる力はあると思います」と強調。自己ベストは16m01だが、「来年は日本選手権に出たいです」と、新たな目標を定めていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.28

2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施

愛知陸協は、26年2月21日に名古屋市で第15回愛知競歩競技会を行うと発表した。 愛知競歩競技会は、これまでパロマ瑞穂北陸上競技場や知多運動公園陸上競技場(Bフードサイエンス1969知多スタジアム)などトラックで実施され […]

NEWS 箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」

2025.12.28

箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 トップ選手が集まる駒大で代名詞が 駒大・伊藤蒼唯(4年)の代名詞は「 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」

2025.12.28

箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「花の2区」で2度の爆走 箱根駅伝で、黒田朝日(4年)は、「花の2区 […]

NEWS トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝

2025.12.28

トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(1月1日/群馬県庁前発着・7区間100km) 第70回の節目を迎える全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝inぐんま)は2026年1月1日、群馬県前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100 […]

NEWS ミュンヘン五輪ハンマー投金メダルのボンダルチュク氏が死去 引退後はセディフ、カツバーグらを指導

2025.12.28

ミュンヘン五輪ハンマー投金メダルのボンダルチュク氏が死去 引退後はセディフ、カツバーグらを指導

男子ハンマー投のA.ボンダルチュク氏(ソ連/ウクライナ)が亡くなった。85歳だった。 ボンダルチュク氏は1972年のミュンヘン五輪の金メダリスト。1969年に当時の世界記録75m48を投げ、史上初めて75m台を記録した選 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top