◇東京世界陸上(9月13日から21日/国立競技場)
東京世界陸上の3日目に行われる男子マラソンの日本代表がオンライン会見に臨み、吉田祐也(GMOインターネットグループ)が取材に応じた。
昨年の福岡国際で2時間5分16秒をマークして優勝した吉田。その後も、日本選手権10000mで27分56秒30、5000mで13分29秒93、ハーフマラソンでも1時間1分23秒と自己新を連発し、「ピタリと目標に当てはまった」。その後も練習も「総合的に良かった」と言い、8月の合宿でも途中から青学大の後輩たちが合流し、「フレッシュな状態で来てくれていいタイミングだった」と刺激を受けた。
暑さ対策に関しては、日本陸連の科学委員会からもアドバイスをもらいつつ、“頭脳派”らしく「学者の先生にも話を聞きに行きました」。準備を進めてきたからこそ「科学的な部分でも正直わからないこともある。それでダメなら仕方ない」と割り切っている。
1日前に選手村に入ったそうで「アメリカで合宿していた時に会っていた選手と再会できてうれしかったですし、日本代表なんだと自覚しました」。
ただ、初代表にも「エチオピア勢など力はありますが、速い選手がいるからと言って、自分が遅くなるわけではない」と言い、「緊張もなく、自分の走りをするだけ」と気負いはない。
目指すのは「代表になってからずっと言っていますが、大迫(傑)さんの(東京五輪)6位を超えて上位入賞したい」と力を込め、「一番大事なのは冷静になること」と静かにスタートの時を待っている。
男子マラソンは大会3日目に実施。暑さ対策のため当初より30分前倒しの7時30分にスタートする。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.09.13
森永製菓が東京世界陸上で環境保全活動の「プロギング」を実施
-
2025.09.12
-
2025.09.06
-
2025.09.11
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/