HOME 国内、世界陸上、日本代表
桐生祥秀が4度目世界陸上へ!3大会ぶり出場濃厚、デビューは17歳の13年モスクワ
桐生祥秀が4度目世界陸上へ!3大会ぶり出場濃厚、デビューは17歳の13年モスクワ

富士北麓ワールドトライアルで9秒99をマークした桐生祥秀

富士北麓ワールドトライアルの男子100m予選で、桐生祥秀(日本生命)が9秒99(+1.5)をマークし、東京世界選手権の参加標準記録を突破した。今年の日本選手権で優勝しているため、代表入りが確実となった。

世界選手権出場となれば、19年ドーハ以来3大会ぶりとなる。桐生の世界デビューは2013年。同年の織田記念で10秒01(当時・高校新)を出した洛南高3年の夏に、モスクワで行われた世界選手権に出場。その時は予選を10秒31だった。4×100mリレーでは1走を務めて6位に貢献した。

2度目は17年ロンドンだったが、この時はリレーのみで、3走を務めた4×100mリレーで銅メダルを獲得した。19年に個人で久しぶりに出場すると、準決勝に駒を進めて10秒16をマーク。4×100mリレーでは2大会連続銅メダルに貢献した。

広告の下にコンテンツが続きます

なお、桐生は自国開催となる21年東京五輪にもリレーで出場したが、決勝ではバトンがつながらずに途中棄権に終わった。日本人初の9秒台を出してからも、病気やケガ、「終わった」という心ない声をはね除け、昨年のパリ五輪にも4×100mリレーで出場して入賞に貢献。今年9月、国立競技場には“忘れ物”を取り戻しにいく。

富士北麓ワールドトライアルの男子100m予選で、桐生祥秀(日本生命)が9秒99(+1.5)をマークし、東京世界選手権の参加標準記録を突破した。今年の日本選手権で優勝しているため、代表入りが確実となった。 世界選手権出場となれば、19年ドーハ以来3大会ぶりとなる。桐生の世界デビューは2013年。同年の織田記念で10秒01(当時・高校新)を出した洛南高3年の夏に、モスクワで行われた世界選手権に出場。その時は予選を10秒31だった。4×100mリレーでは1走を務めて6位に貢献した。 2度目は17年ロンドンだったが、この時はリレーのみで、3走を務めた4×100mリレーで銅メダルを獲得した。19年に個人で久しぶりに出場すると、準決勝に駒を進めて10秒16をマーク。4×100mリレーでは2大会連続銅メダルに貢献した。 なお、桐生は自国開催となる21年東京五輪にもリレーで出場したが、決勝ではバトンがつながらずに途中棄権に終わった。日本人初の9秒台を出してからも、病気やケガ、「終わった」という心ない声をはね除け、昨年のパリ五輪にも4×100mリレーで出場して入賞に貢献。今年9月、国立競技場には“忘れ物”を取り戻しにいく。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.17

やり投・長沼元は74m70で予選36位にとどまる 最終調整で腰に痛み「力んでしまった」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションが行われ、男子やり投予選B組に出場した長沼元(スズキ)は74m70で組17位、全体36位で決勝進出はならなかった。 今季は自 […]

NEWS 鵜澤飛羽は1組5レーン ベドナレク、オガンドらパリ五輪入賞者と同組 200m準決勝スタートリスト発表/東京世界陸上

2025.09.17

鵜澤飛羽は1組5レーン ベドナレク、オガンドらパリ五輪入賞者と同組 200m準決勝スタートリスト発表/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 東京世界陸上6日目のイブニングセッションで行われる男子200m準決勝のスタートリストが発表され、予選6組を20秒39(±0)の3着で通過した鵜澤飛羽(JAL)は1組5レー […]

NEWS 200m・飯塚翔太は20秒64で予選組6着 地元開催に「この雰囲気で準決勝に立てていたら」/東京世界陸上

2025.09.17

200m・飯塚翔太は20秒64で予選組6着 地元開催に「この雰囲気で準決勝に立てていたら」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界選手権5日目のイブニングセッションが行われ、男子200m予選1組に出場した飯塚翔太(ミズノ)は20秒64(-0.2)で6着となり、準決勝進出はならなかった。 […]

NEWS 棒高跳ムーンが4m90でイシンバイェワ超えの3連覇!モリスとの白熱の米国対決制す/東京世界陸上

2025.09.17

棒高跳ムーンが4m90でイシンバイェワ超えの3連覇!モリスとの白熱の米国対決制す/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションが行われ、女子棒高跳はケイティ・ムーン(米国)が4m90で史上初の3連覇を達成した。 白熱の好勝負となった。その主役となった […]

NEWS 200m・水久保漱至は今季ベスト20秒51も予選敗退 「根本的な力が足りないと肌で感じた」/東京世界陸上

2025.09.17

200m・水久保漱至は今季ベスト20秒51も予選敗退 「根本的な力が足りないと肌で感じた」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションが行われ、男子200m予選3組に出場した水久保漱至(宮崎県スポ協)は20秒51(-0.3)の7着で、準決勝進出はならなかった […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top