◇アジア選手権(5月27日~5月31日/韓国・クミ)2日目
2年に一度開かれるアジア選手権の2日目が行われ、女子100mハードル予選で田中佑美(富士通)が12秒89(+1.8)の大会新をマークしてトップ通過を果たした。
同組には中国の呉艶妮や、12秒78のインド記録を持つJ.ヤラジ(インド)がいるなか、「他の選手と競り合いでしたが落ち着いていけて、自分をコントロールしながらやりたい技術で抜け出せました」と振り返る田中。加速になってきた局面でしっかり抜け出した。12秒89は自己4番目の好記録で、大会記録を塗り替えた。
コンディションは「悪くなかった」と言うが、「ウォーミングアップでは思ったような動きができなかった」と不安もあった。それでも「コール場所に行ったらグッと集中できました」。体感的には「12秒9くらいかな?と思ったので12秒8だったので、明日につながる予選になりました」と笑顔を見せた。
男子110mハードルパリ五輪5位の村竹ラシッド(JAL)も予選を悠々通過。入場してから長く待たされ「集中が切れそうでした」と苦笑いするも、13秒33(+0.4)でしっかり駆け抜けた。セイコーゴールデングランプリ以降、疲労もあり「ハードルを1回も跳んでいなかった」。タイムや感覚も「予想通り」と納得の表情を浮かべる。
決勝に向けて「優勝は大前提。その中で良いタイムが出れば。13秒0台が出たら100点満点です」と決勝に気持ちを向けていた。
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