2025.05.28

女子走高跳で五輪、世界選手権の両金メダリスト・M.ラシツケネ(ロシア)が引退を検討していることが現地報道で報じられている。
ラシツケネは昨年8月に1m88でロシア国内の大会に出場して以来競技会に出ておらず、昨冬のロシア選手権も出場しなかった。28日に始まる夏季ロシア選手権にも出場しないという。ロシアは2016年から組織的ドーピングのため資格停止処分を受けていたが、23年に解除。だが、その後はロシアのウクライナ侵攻に伴う制裁措置のため世界陸連(WA)シリーズ大会での参加資格が認定されない状態が続いている。
「国内大会だけではもうモチベーションを見出せない」とコメントしており、さらに、「競技に復帰するかどうかもわからない」と話していることが報じられた。
ラシツケネは現在32歳。世界選手権では15年北京、17年ロンドン、19年ドーハとこの種目史上初の3連覇を達成。中立選手として出場した21年東京五輪でも金メダルを獲得しているが、24年パリ五輪は出場できなかった。
自己記録は2m06(17年)。ロシアへの制裁措置が始まった23年には1m98、翌24年は1m93のシーズンベストをマークしている。
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