2025.02.18
実業団と大学生のトップチームが対決する「EXPO EKIDEN 2025」(3月16日)の出場チームのエントリーが2月18日、主催の朝日放送グループホールディングスから発表された。
1月の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の上位チームが出場する実業団。トヨタ自動車では、2月2日の香川丸亀国際ハーフマラソンで59分27秒の日本新記録を樹立したトヨタ自動車の太田智樹がエントリーした。GMOインターネットグループは昨年12月の福岡国際マラソンで日本歴代3位の2時間5分16秒で走破した吉田祐也が名を連ねている。
ニューイヤー駅伝で5年ぶり26回目の優勝を果たした旭化成は、パリ五輪10000m代表の葛西潤ら同駅伝の優勝メンバーは概ねエントリー外となったが、村山謙太や鎧坂哲哉といった実力者を並べた。
大学生は昨年11月に行われた第56回全日本大学駅伝の上位校が出場。同駅伝で初優勝を飾った國學院大は昨季の主将でエースだった平林清澄と山本歩夢の4年生コンビを登録した。同2位の駒大は新主将の山川拓馬(3年)を筆頭に、主力選手を起用する。
1月の箱根駅伝で2連覇を飾った青学大は5000mと10000mで青学大記録を持つ鶴川正也(4年)、新主将でエースの黒田朝日(3年)ら優勝メンバー5人が名を連ねた。創価大は箱根駅伝2区で日本人歴代最高をマークした吉田響(4年)をエントリーしている。
このほか、実業団は住友電工、富士通、安川電機、Kao、ロジスティードに加え、実業団連合選抜、大学生は早大、城西大、立教大、帝京大と関西学連選抜が出場。計18チームで争われる。
今後は3月15日にメンバーエントリーが締め切られ、1~7区の選手と補欠が決定。3月16日の大会当日朝に最終のメンバー変更がある。
4月に開催される大阪・関西万博を記念した今大会は、午前9時スタート予定。万博記念公園をスタートし、大阪城や御堂筋を経て、大阪・関西万博会場の夢洲にフィニッシュする7区間54.5kmで行われる。
EXPO EKIDENのエントリー選手
【旭化成】 鎧坂哲哉、市田孝、村山謙太、今井崇人、手嶋杏丞、藤木宏太、中西大翔、山田真生、加藤大誠、佐藤航希、亀田仁一路、キプルト・エマニエル・キプロプ 【トヨタ自動車】 田中秀幸、西山雄介、丸山竜也、野中優志、太田智樹、西田壮志、西山和弥、内田隼太、野村優作、吉居大和、湯浅仁、サムエル・キバティ 【GMOインターネットグループ】 村山紘太、下田裕太、林奎介、吉田祐也、鈴木塁人、今江勇人、吉田圭太、小野知大、千明龍之佑、嶋津雄大、岸本大紀、児玉真輝 【住友電工】 村本一樹、熊谷拓馬、高田康暉、田村和希、永山博基、阿部弘輝、西川雄一朗、岩見秀哉、遠藤日向、砂岡拓磨、上田颯汰 [adinserter block="4"] 【富士通】 横手健、松枝博輝、鈴木健吾、塩尻和也、浦野雄平、塩澤稀夕、飯田貴之、椎野修羅、中村風馬、伊豫田達弥、小澤大輝、コセン・ダニエル 【安川電機】 大畑和真、古賀淳紫、合田椋、漆畑瑠人、佐藤俊輔、助川拓海、鈴木創士、笠原大輔、九嶋恵舜、辻文哉、マゴマベヌエル・モゲニ 【Kao】 矢野圭吾、平和真、鈴木祐希、物江雄利、杉山魁声、松岡竜矢、若林陽大、巻田理空、安原太陽、菖蒲敦司、青木優、キサイサ・レダマ 【ロジスティード】 牟田祐樹、前田将太、横山徹、細谷翔馬、山谷昌也、富田峻平、四釜峻佑、藤本珠輝、内田征冶、北村光、村松敬哲 【実業団連合選抜】 小渕稜央(トヨタ紡織)、森山真伍(YKK)、奥山輝(セキノ興産)、坂東剛(大阪ガス)、池田勘汰(中国電力)、向晃平(マツダ)、チャールズ・カマウ(SGホールディングス)、佐藤一世(SGホールディングス) [adinserter block="4"] 大生チーム 【國學院大】 中川雄太(4年)、平林清澄(4年)、山本歩夢(4年)、青木瑠郁(3年)、上原琉翔(3年)、高山豪起(3年)、辻原輝(2年)、野中恒亨(2年)、浅野結太(1年)、飯國新太(1年)、尾熊迅斗(1年)、鼻野木悠翔(1年) 【駒大】 吉本真啓(4年)、伊藤蒼唯(3年)、大和田貴治(3年)、山川拓馬(3年)、山口真玄(3年)、工藤信太朗(2年)、小山翔也(2年)、白井恒成(2年)、新谷倖生(2年)、安原海晴(2年)、桑田駿介(1年)、谷中晴(1年) 【青学大】 鶴川正也(4年)、宇田川瞬矢(3年)、黒田朝日(3年)、佐藤有一(3年)、塩出翔太(3年)、中村海斗(2年)、平松享祐(2年)、安島莉玖(1年)、飯田翔大(1年)、小河原陽琉(1年)、黒田然(1年)、橋本昊太(1年) 【創価大】 吉田響(4年)、吉田凌(4年)、石丸惇那(3年)、黒木陽向(3年)、野沢悠真(3年)、池邊康太郎(2年)、織橋巧(2年)、小池莉希(2年)、浦川栞伍(1年)、齋藤一筋(1年)、山口翔輝(1年) [adinserter block="4"] 【早大】 間瀬田純平(3年)、宮岡凜太(3年)、藤本進次郎(3年)、伊藤幸太郎(3年)、小平敦之(2年)、武田知典(2年)、宮本優希(2年)、山﨑一吹(2年)、安江悠登(2年)、瀬間元輔(1年)、立迫大徳(1年)、吉倉ナヤブ直希(1年) 【城西大】 淺井晴大郎(3年)、岩田真之(3年)、大沼良太郎(3年)、小早川凌真(3年)、桜井優我(3年)、鈴木健真(3年)、古橋空弥(3年)、山中達貴(3年)、小田伊織(2年)、中島巨翔(2年)、正岡優翔(1年)、三宅駿(1年) 【立教大】 國安広人(3年)、馬場賢人(3年)、伊藤匠海(2年)、木代博也(2年)、木島陸(2年)、髙田遥斗(2年)、原田颯大(2年)、鈴木愛音(1年)、本宮慶尚(1年)、松永拓己(1年)、森川祐暉(1年)、山下翔吾(1年) 【帝京大】 尾崎仁哉(3年)、柴戸遼太(3年)、島田晃希(3年)、藤本雄大(3年)、山口翔平(3年)、浅川侑大(2年)、楠岡由浩(2年)、原悠太(2年)、廣田陸(2年)、小林咲冴(1年)、佐藤誠悟(1年)、松井一(1年) 【関西学連選抜】 中村光稀(京産大4年)、小嶋郁依斗(京産大4年)、尾上陽人(立命大3年)、桒田大樹(京産大3年)、新博貴(大経大3年)、谷村恒晟(関大3年)、藤田剛史(摂南大3年)、岡村和真(関大2年)、平野圭人(関大2年)、山下慶馬(関学大2年)、岩坂蓮太(大経大1年)、柏木優希(立命大1年)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2025.05.23
東京五輪ケニア代表のチェランガトに暫定資格停止処分 女子3000m障害ジェルトは違反なしが確定
5月22日、アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)は女子長距離のS.チェランガト(ケニア)に対し、禁止物質(EPO)使用のため暫定資格停止処分を科すことを発表した。チェランガトは15 […]
2025.05.22
「体脂肪だけ独り歩きしてほしくない」100mH福部真子が警鐘 自身の経験から伝える月経と体重管理、体脂肪との向き合い方
「体脂肪のことだけが独り歩きしている感じがして…生理が止まっていると思われていそうで。中高生に悪影響を与えたくないんです。だからちゃんと伝えたいなって」 女子100mハードルの日本記録保持者で、パリ五輪セミファイナリスト […]
2025.05.22
【世界陸上プレイバック】―03年パリ―18歳・キプチョゲが大熱戦の5000mを制す 末續慎吾が200mで銅メダルの大偉業
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.05.22
JR九州・花谷そらが嗅神経芽細胞腫瘍を公表 「闘って完治してまた新たな花谷そらを」
JR九州の花谷そらが5月22日、嗅神経芽細胞腫瘍(きゅうしんけいがさいぼうしゅ)のステージ4の疾患があることを自身のSNSで公表した。 花谷は山口・聖光高出身。インターハイや全国高校駅伝への出場はなく、中国地区大会300 […]
2025.05.22
8月開催の日韓中ジュニア交流競技会代表 4/1~6/22の記録を対象に上位高校生から選考
日本陸連はこのほど、第33回日・韓・中ジュニア交流競技会(8月25日~27日/中国・内モンゴル自治区)の日本代表選手選考要項を公表した。 日・韓・中ジュニア交流競技会は日本、韓国、中国の3ヵ国で例年8月下旬に、持ち回りで […]
Latest Issue
最新号

2025年6月号 (5月14日発売)
Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定
Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析