日本陸連は12月10日に理事会を開き、来年の東京世界選手権のトラック&フィールド種目の日本代表選考要項が承認された。
内定条件の最上位は「ワイルドカード(前回チャンピオン)」で参加資格を得る選手で、女子やり投の北口榛花(JAL)が該当する。
パリ五輪8位以内で25年以降に参加標準記録を満たせば代表に内定。また、選考競技会となる日本選手権で3位以内に入り、日本選手権終了までに参加標準記録を突破した選手も内定する。
選考条件については、日本選手権8位以内に入った選手で参加標準記録を突破した選手。次点で「Road to Tokyo」(ワールドランキング)により出場資格を得た選手となる。至近世界大会でワールドランキングが優先されていたが、パリ五輪でのデータをもと、参加標準記録を重視するように盛り込んだかたちだ。
また、世界陸連による出場枠の再分配(インビテーション)で出場資格を得た選手については、各種目の「Road to Tokyo」ターゲットナンバー(出場枠)に「10」を足した順位以内にランクインしている選手に適用すると決めた。
出場資格を得られなかった種目に与えられる開催国枠(1種目1人)についても、「Road to Tokyo」の順位でターニングナンバーから10足した順位にランクインし、日本選手権優勝し、かつ別途日本陸連が独自に定めた派遣設定記録を8月24日までに満たした競技者とした。
選考競技会となる日本選手権は、10000mが4月12日に熊本で、混成競技が7月12、13日に岐阜で、そのほかの種目は7月4日から6日に行われる。なお、7月の日本選手権の競技場は「東京で調整中」としている。
東京世界選手権は来年9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.30
日本陸連、暑熱下の大会「危険な状況回避して」来年の全中、インターハイは予定変更できず
-
2025.10.30
-
2025.10.29
-
2025.10.29
-
2025.10.26
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望