HOME 国内、世界陸上

2024.12.10

リレー種目の東京世界陸上と世界リレー選考要項発表 リレー基準記録など設ける
リレー種目の東京世界陸上と世界リレー選考要項発表 リレー基準記録など設ける

男子4×100mRで5位入賞を果たした日本

日本陸連は12月10日に理事会を開き、来年の東京世界選手権のリレー種目の代表選考要項および、広州世界リレーの代表選考要項が承認された。

東京世界選手権で実施されるのは、男女の4×100m、4×400m、男女混合4×400mの5種目となる。

広告の下にコンテンツが続きます

各リレー種目については、リレー候補競技者となるために独自のリレー基準記録を定めた。他にも、男子4×100mについてはアジア選手権の100m、200m優勝者や、世界リレーで上位14ヵ国になった際に派遣されていた選手、日本選手権リレーの100m、200mの優勝者など、各種目によって条件が異なる。

いずれも、来年7月の日本選手権の結果などを踏まえて選考される。

リレー候補競技者となるための基準記録は以下の通り。

・4×100mR
男子:60m6秒55(室内)、100m10秒08、200m20秒26
女子:60m7秒25、100m11秒30、200m23秒00
・4×400mR(混合含む)
男子:200m20秒38、300m32秒02、400m45秒29(室内46秒21)
女子:200m23秒19、300m37秒08、400m52秒30(室内53秒20)

広告の下にコンテンツが続きます

来年5月の世界リレーには現在出場資格を持つ男子4×100mのみ編成する。こちらは4月12、13日に行われる出雲陸上を選考競技会。世界リレー代表の候補記録は100m10秒17、200m20秒46で、こちらは出雲陸上で出した選手を優先するものの、今年8月1日以降の記録も対象となる。4×100mは「世界リレーの結果が東京世界選手権の予選のレーン分けに影響する」ためとし、4×400mについては「個人で入賞ラインに行けるように」と派遣を見送る。女子と混合マイルについては現時点で出場条件を満たしていない。

なお、世界選手権は地元枠として各リレー種目の出場権を与えられるが、男子4×100m、4×400m以外の種目について、「リレー基準を4人(※混合は2人)満たしたチームで編成できること」と派遣基準を定め、満たない場合はエントリーしない。つまり、女子4×100mであれば、11秒30、23秒00のいずれかを出す選手が4人そろわなければ、世界選手権出場はかなわない。

世界リレーは5月10、11日に中国・広州で、東京世界選手権は9月13日から21日に行われる。

日本陸連は12月10日に理事会を開き、来年の東京世界選手権のリレー種目の代表選考要項および、広州世界リレーの代表選考要項が承認された。 東京世界選手権で実施されるのは、男女の4×100m、4×400m、男女混合4×400mの5種目となる。 各リレー種目については、リレー候補競技者となるために独自のリレー基準記録を定めた。他にも、男子4×100mについてはアジア選手権の100m、200m優勝者や、世界リレーで上位14ヵ国になった際に派遣されていた選手、日本選手権リレーの100m、200mの優勝者など、各種目によって条件が異なる。 いずれも、来年7月の日本選手権の結果などを踏まえて選考される。 リレー候補競技者となるための基準記録は以下の通り。 ・4×100mR 男子:60m6秒55(室内)、100m10秒08、200m20秒26 女子:60m7秒25、100m11秒30、200m23秒00 ・4×400mR(混合含む) 男子:200m20秒38、300m32秒02、400m45秒29(室内46秒21) 女子:200m23秒19、300m37秒08、400m52秒30(室内53秒20) 来年5月の世界リレーには現在出場資格を持つ男子4×100mのみ編成する。こちらは4月12、13日に行われる出雲陸上を選考競技会。世界リレー代表の候補記録は100m10秒17、200m20秒46で、こちらは出雲陸上で出した選手を優先するものの、今年8月1日以降の記録も対象となる。4×100mは「世界リレーの結果が東京世界選手権の予選のレーン分けに影響する」ためとし、4×400mについては「個人で入賞ラインに行けるように」と派遣を見送る。女子と混合マイルについては現時点で出場条件を満たしていない。 なお、世界選手権は地元枠として各リレー種目の出場権を与えられるが、男子4×100m、4×400m以外の種目について、「リレー基準を4人(※混合は2人)満たしたチームで編成できること」と派遣基準を定め、満たない場合はエントリーしない。つまり、女子4×100mであれば、11秒30、23秒00のいずれかを出す選手が4人そろわなければ、世界選手権出場はかなわない。 世界リレーは5月10、11日に中国・広州で、東京世界選手権は9月13日から21日に行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.22

佐久長聖1年の橋本蒼平が5000m14分30秒50でトップ/SGH文スポ チャレンジ

12月23日、滋賀県守山市のSGホールディングスグループ陸上競技場で令和7年度SGH文スポ チャレンジ競技会が開催された。 同大会は主に前日の全国高校駅伝(男子)に出場した学校のうち、出走できなかった選手たちを中心に参加 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

2025.12.22

箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 20年連続で箱根駅伝のシード権を守り続けてい […]

NEWS 箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

2025.12.22

箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 10月の箱根駅伝予選会で東農大は6位を占め、2 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ

2025.12.22

箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 この1年で帝京大の長距離種目の歴代記録がガラリ […]

NEWS 大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場

2025.12.22

大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場

第6回全国大学対校男女混合駅伝の大会要項が公開され、大会アンバサダーに元乃木坂46の堀未央奈さんが選ばれた。 堀さんは乃木坂46の2期生として加入し、『バレッタ』でセンターを務めるなど人気メンバーとして活躍。21年3月に […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top