◇第108回日本選手権リレー(10月5、6日/東京・国立競技場)
リレー日本一を懸けた第108回日本選手権リレーがが行われ、女子4×100mリレーは青学大は44秒78で優勝。この大会では初の日本一に輝いた。
2位だった日本インカレと同じ、倉橋美穂、佐藤葵唯、井上瑞葵、石川優のオーダー。フィニッシュしたエースの石川は「やったー!!」と絶叫。「思わず叫んじゃいました」と感情を爆発させた。
日本インカレで敗れ、「すごく悔しい思いをしたのでリベンジをするという意気込みでした」と倉橋。「緊張もあって接地が崩れましたが立て直せました」。1・2走のバトンは「今までで一番攻めのバトンでした」。
佐藤も「伸び伸びと走れました」と一気に加速。続くバトンパスはいつもより遠くなり「あと一歩のところで(ラインを)出そうでした」と井上もヒヤリ。それでも何とかつなぐと「リラックスして走れました」。
倉橋、佐藤は「優さんが絶対に抜いてくれる」と、バトンが渡ったと同時に優勝を確信。
「優さんにあこがれて青学に入学して、一緒にリレーで優勝したかったんです」と最後の最後で目標をかなえた倉橋。「来年は4年生として頑張って引っ張っていきたい」と力を込める。
東京五輪4×100mリレー代表(出走せず)で、秋の日本インカレも制したエースの石川。「大学を背負って走る最後のレースだったので優勝できですごくうれしいです」。卒業後はボブスレーと二刀流で五輪を目指す。ケガもあった4年間だったが「充実していました」と笑顔。「(倉橋)美穂を中心にもっと良いチームに仕上げていってくれると思います」と託した。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.07
編集部コラム「追いかけっこ」
2025.11.07
メモリードが実業団陸上部の活動終了を発表 今後は個人アスリート支援へ
-
2025.11.07
-
2025.11.06
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
-
2025.11.02
-
2025.11.03
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.07
編集部コラム「追いかけっこ」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.11.07
メモリードが実業団陸上部の活動終了を発表 今後は個人アスリート支援へ
11月7日、実業団のメモリードは、27年3月をもって実業団陸上部としての活動を終了すると発表した。今後は「チーム単位での支援」から「個人アスリート支援」へと方針を転換し、陸上競技に限らず幅広いスポーツ分野の選手を対象に支 […]
2025.11.07
日本陸連・有森裕子会長に岡山市市民栄誉賞「本市の名を高めることに特に顕著な功績」五輪2大会メダル
岡山市は11月7日、女子マラソンで五輪2大会連続メダリストの日本陸連・有森裕子会長に、岡山市市民栄誉賞を授与し同日授与式が執り行われた。 有森会長は岡山県岡山市出身の58歳。女子マラソンにおいて、1992年バルセロナ五輪 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望