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タレント揃いの女子5000mは“高速レース”必至 男子棒高跳のデュプランティスに世界新の期待!/パリ五輪 Day5みどころ
タレント揃いの女子5000mは“高速レース”必至 男子棒高跳のデュプランティスに世界新の期待!/パリ五輪 Day5みどころ

パリ五輪で世界に挑む三浦龍司

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)5日目

午前セッションは最初に男子400mハードル予選(17時05分)がある。予選通過は各組3着以内とタイム上位者3名。日本勢は小川大輝(東洋大)が1組でライ・ベンジャミン(米国)の隣となる8レーン、筒江海斗(スポーツテクノ和広)はアリソン・ドス・サントス(ブラジル)と同じ3組の7レーンに入った。豊田兼(慶大)は5組4レーンで47秒99の自己ベストとシーズンベストは組で3番目となる。

男子400m敗者復活ラウンド(18時20分)は日本勢が準決勝に再挑戦する。佐藤風雅(ミズノ)は1組、中島佑気ジョセフ(富士通)は2組、佐藤拳太郎(富士通)は3組に入った。各組1着とタイム上位者2名が準決勝に進むが、4×400mリレーも見据えた戦略を取る可能性もある。

イブニングセッションは男子3000m障害予選(6日2時04分)があり、東京五輪7位の三浦龍司(SUBARU)は2組、青木涼真(Honda)は世界記録保持者のラメチャ・ギルマ(エチオピア)と同じ3組に入った。予選通過は各組上位5着まで。ブダペスト世界選手権に続いて、そろってファイナル進出を決めてくれるだろう。

男子200m予選(2時55分)では上山紘輝(住友電工)がレツィレ・デボゴ(ボツワナ)と同じ3組7レーン、飯塚翔太(ミズノ)がケネス・ベドナレク(米国)と同じ4組4レーン、鵜澤飛羽(筑波大)がノア・ライルズ(米国)と同じ6組の4レーンに入った。各組上位3着が準決勝に進み、その他の完走者は敗者復活ラウンドに回ることになる。

女子200m準決勝(3時45分)の後に、女子5000m決勝(4時10分)が行われる。東京五輪金メダルのシファン・ハッサン(オランダ)、オレゴン世界選手権Vで5000m世界記録保持者のグダフ・ツェガイ(エチオピア)、ブダペスト世界選手権Vで1500m世界記録保持者のフェイス・キピエゴン(ケニア)、それから10000m世界記録保持者のベアトリス・チェベト(ケニア)らが激突。超高速バトルが見られそうだ。

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トラック最終種目は女子800m決勝(4時45分)だ。前日の準決勝は世界大会で3連続の銀メダルを獲得しているケリー・ホジキンソン(英国)が1分56秒86で全体トップ。悲願の金メダルを目指して、快走を披露するだろう。

フィールドでは男子棒高跳決勝(2時00分)に絶対王者、アルマンド・デュプランティス(スウェーデン)が登場。自身が保持する世界記録(6m24)の更新が見られるかもしれない。

女子円盤投決勝(3時30分)は五輪連覇を目指すバラリー・オールマン(米国)、オレゴン世界選手権覇者の馮彬(中国)、ロンドンとリオの五輪を連覇したサンドラ・エルカセヴィッチ(旧姓ペルコヴィチ/クロアチア)を軸に熱戦が予想されている。

(時間はすべて日本時間)

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)5日目 午前セッションは最初に男子400mハードル予選(17時05分)がある。予選通過は各組3着以内とタイム上位者3名。日本勢は小川大輝(東洋大)が1組でライ・ベンジャミン(米国)の隣となる8レーン、筒江海斗(スポーツテクノ和広)はアリソン・ドス・サントス(ブラジル)と同じ3組の7レーンに入った。豊田兼(慶大)は5組4レーンで47秒99の自己ベストとシーズンベストは組で3番目となる。 男子400m敗者復活ラウンド(18時20分)は日本勢が準決勝に再挑戦する。佐藤風雅(ミズノ)は1組、中島佑気ジョセフ(富士通)は2組、佐藤拳太郎(富士通)は3組に入った。各組1着とタイム上位者2名が準決勝に進むが、4×400mリレーも見据えた戦略を取る可能性もある。 イブニングセッションは男子3000m障害予選(6日2時04分)があり、東京五輪7位の三浦龍司(SUBARU)は2組、青木涼真(Honda)は世界記録保持者のラメチャ・ギルマ(エチオピア)と同じ3組に入った。予選通過は各組上位5着まで。ブダペスト世界選手権に続いて、そろってファイナル進出を決めてくれるだろう。 男子200m予選(2時55分)では上山紘輝(住友電工)がレツィレ・デボゴ(ボツワナ)と同じ3組7レーン、飯塚翔太(ミズノ)がケネス・ベドナレク(米国)と同じ4組4レーン、鵜澤飛羽(筑波大)がノア・ライルズ(米国)と同じ6組の4レーンに入った。各組上位3着が準決勝に進み、その他の完走者は敗者復活ラウンドに回ることになる。 女子200m準決勝(3時45分)の後に、女子5000m決勝(4時10分)が行われる。東京五輪金メダルのシファン・ハッサン(オランダ)、オレゴン世界選手権Vで5000m世界記録保持者のグダフ・ツェガイ(エチオピア)、ブダペスト世界選手権Vで1500m世界記録保持者のフェイス・キピエゴン(ケニア)、それから10000m世界記録保持者のベアトリス・チェベト(ケニア)らが激突。超高速バトルが見られそうだ。 トラック最終種目は女子800m決勝(4時45分)だ。前日の準決勝は世界大会で3連続の銀メダルを獲得しているケリー・ホジキンソン(英国)が1分56秒86で全体トップ。悲願の金メダルを目指して、快走を披露するだろう。 フィールドでは男子棒高跳決勝(2時00分)に絶対王者、アルマンド・デュプランティス(スウェーデン)が登場。自身が保持する世界記録(6m24)の更新が見られるかもしれない。 女子円盤投決勝(3時30分)は五輪連覇を目指すバラリー・オールマン(米国)、オレゴン世界選手権覇者の馮彬(中国)、ロンドンとリオの五輪を連覇したサンドラ・エルカセヴィッチ(旧姓ペルコヴィチ/クロアチア)を軸に熱戦が予想されている。 (時間はすべて日本時間)

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