HOME 国内、世界陸上、日本代表、五輪
男子100mサニブラウンが来年の東京世界陸上参加標準記録を突破! 110mH村竹ラシッド、泉谷駿介もクリア/パリ五輪
男子100mサニブラウンが来年の東京世界陸上参加標準記録を突破! 110mH村竹ラシッド、泉谷駿介もクリア/パリ五輪

東京世界選手権の標準記録を突破した泉谷、サニブラウン、村竹

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)

パリ五輪・陸上競技の4日目のイブニングセッションに男子100m準決勝が行われ、サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が9秒96(+0.5)の自己新(日本歴代2位)をマーク。五輪ファイナルの舞台は逃したものの、来年9月に行われる東京世界選手権の参加標準記録(10秒00)を突破した。

広告の下にコンテンツが続きます

東京世界選手権の参加標準記録は、世界陸連が8月1日(日本時間)に同日からの有効期限の始まりにあわせて発表。男子100mはパリ五輪と同じ10秒00に設定されていた。

ハイレベルとなったパリ五輪の男子100mではサニブラウンを含め13人が標準記録を突破。東京世界選手権のターゲットナンバー(出場人数)は今大会の56人より8人少ない48人に設定されており、出場ラインが上昇することが予想される。

また、男子110mハードルの標準記録もパリ五輪と同様の13秒27に設定されていたが、4日目のモーニングセッションに行われた予選で1組の村竹ラシッド(JAL)が13秒22(+0.1)、同4組の泉谷駿介(住友電工)が13秒27(+0.3)といずれも標準記録をクリアした。

日本陸連は7月の理事会において、東京世界背選手権の選考要項の一部を発表。「パリ五輪で3位以内の成績を収めた日本人最上位の競技者で、有効期間開始から日本選手権(7月上旬)までに参加標準記録を満たした競技者」を代表内定者とすることを発表しており、村竹と泉谷は今大会でメダルを獲得して日本人最上位となった場合は、男子の内定第1号となる。

広告の下にコンテンツが続きます

日本勢では23年ブダペスト世界選手権の女子やり投で北口榛花(JAL)が金メダルを獲得しており、前回優勝者(ワイルドカード)として代表内定が決まっている。

東京世界選手権は9月13日から21日に国立競技場をメイン会場に行われる。

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ) パリ五輪・陸上競技の4日目のイブニングセッションに男子100m準決勝が行われ、サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が9秒96(+0.5)の自己新(日本歴代2位)をマーク。五輪ファイナルの舞台は逃したものの、来年9月に行われる東京世界選手権の参加標準記録(10秒00)を突破した。 東京世界選手権の参加標準記録は、世界陸連が8月1日(日本時間)に同日からの有効期限の始まりにあわせて発表。男子100mはパリ五輪と同じ10秒00に設定されていた。 ハイレベルとなったパリ五輪の男子100mではサニブラウンを含め13人が標準記録を突破。東京世界選手権のターゲットナンバー(出場人数)は今大会の56人より8人少ない48人に設定されており、出場ラインが上昇することが予想される。 また、男子110mハードルの標準記録もパリ五輪と同様の13秒27に設定されていたが、4日目のモーニングセッションに行われた予選で1組の村竹ラシッド(JAL)が13秒22(+0.1)、同4組の泉谷駿介(住友電工)が13秒27(+0.3)といずれも標準記録をクリアした。 日本陸連は7月の理事会において、東京世界背選手権の選考要項の一部を発表。「パリ五輪で3位以内の成績を収めた日本人最上位の競技者で、有効期間開始から日本選手権(7月上旬)までに参加標準記録を満たした競技者」を代表内定者とすることを発表しており、村竹と泉谷は今大会でメダルを獲得して日本人最上位となった場合は、男子の内定第1号となる。 日本勢では23年ブダペスト世界選手権の女子やり投で北口榛花(JAL)が金メダルを獲得しており、前回優勝者(ワイルドカード)として代表内定が決まっている。 東京世界選手権は9月13日から21日に国立競技場をメイン会場に行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.31

棒高跳デュプランティスがジャーナリスト投票2年連続で年間MVP受賞

国際スポーツプレス協会(AIPS)のアスリート・オブ・ザ・イヤーが12月30日に発表され、男子棒高跳のA.デュプランティス(スウェーデン)が「男子・アスリート・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。 121カ国836人のジャーナ […]

NEWS 過去最高2位の東北福祉大「100%以上の力を発揮」大東大はアクシデントも「冷静に対応できた」 各チームに課題と収穫/富士山女子駅伝

2025.12.31

過去最高2位の東北福祉大「100%以上の力を発揮」大東大はアクシデントも「冷静に対応できた」 各チームに課題と収穫/富士山女子駅伝

◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]

NEWS 逆境はねのけ初優勝の城西大「選手たちの思いが強かった」 ルーキー3人が区間賞/富士山女子駅伝

2025.12.31

逆境はねのけ初優勝の城西大「選手たちの思いが強かった」 ルーキー3人が区間賞/富士山女子駅伝

◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]

NEWS 箱根駅伝 ご当地選手をチェック! 福岡市出身6人が登録 川崎市、新潟市、姫路市、北九州市からも多数エントリー 徳島県から4年ぶり箱根路なるか

2025.12.31

箱根駅伝 ご当地選手をチェック! 福岡市出身6人が登録 川崎市、新潟市、姫路市、北九州市からも多数エントリー 徳島県から4年ぶり箱根路なるか

2026年1月2、3日に開催される第102回箱根駅伝のスタートまであと2日。12月29日には各チームの区間エントリーも発表された。 今回も登録された21チーム336人全員にアンケートを実施。その回答を元に出身地を都道府県 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」

2025.12.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」 年の瀬が迫り、その先には箱根駅伝が待 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top