日本陸連は7月22日に理事会を開き、来年の北京世界選手権の日本代表選考要項について発表された。
トラック&フィールド種目の内定条件は、前回Vやダイヤモンドリーグ(DL)ファイナル王者などに与えられる「ワイルドカード」が内定を得られるが、東京世界選手権終了時点で得ている選手はいない。
次の内定条件には、2027年3月までのワールドランキングにおいて8位以内(※1ヵ国3名)の最上位選手が、厦門アジア選手権(中国)終了となる5月30日までに参加標準記録を突破した選手となった。なお、ワールドランキングは「Road to Beijin」ではなく、室内シーズンまでを考慮して3月最終週のランキングに設定した。
参加標準記録は8月23日からスタート。それ以降に参加標準記録を突破した選手は、最速で3月末には代表早期内定を得ることとなる。
さらに、厦門アジア選手権優勝で、大会終了までに参加標準記録突破すればこちらも即時内定となる。次に優先されるのが日本選手権優勝者で、日本選手権終了までに参加標準記録を満たした場合も内定。つまり、各種目3名のうち日本選手権前に2名が早期内定する可能性がある。
日本選手権は来年6月中旬を予定。なお、10000mのみ今年12月5月に開催(世田谷)のため、ここでは有効期間内で参加標準記録を突破している選手が優勝すれば代表に内定する。
今回の選考では、参加標準記録やワールドランキングについて重視した要項になり、内定条件のバリエーションが多い特徴がある。これについて日本陸連強化委員会の山崎一彦強化委員長は「参加標準記録が高く設定されていること」と、「ワールドランキング上位は世界大会で入賞する確率が高いというデータがある」ことに触れる。
その上で「ワールドランキングの上位に入るためには、DLなど出ていなければいけない。そうした有力選手で参加標準記録を突破する選手や、参加標準記録を突破してアジア選手権を優勝する選手には早めに準備し、海外競技会のスケジュールで進めていき、ワールドランキングを上げてほしい」と内定条件を定めた理由とともに期待を寄せる。
選考条件については、日本選手権8位居ないのうち、参加標準記録を満たした選手から選ばれ、日本選手権の上位から選考される。
北京世界選手権は来年9月11日から19日に行われる。
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