HOME 国内

2024.06.27

男子400mH・黒川和樹、女子三段跳・髙島真織子が欠場 ともに右ハムストリングス肉離れ/日本選手権
男子400mH・黒川和樹、女子三段跳・髙島真織子が欠場 ともに右ハムストリングス肉離れ/日本選手権

日本選手権の欠場が発表された黒川和樹と髙島真織子

◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

27日から始まった日本選手権に出場予定だった男子400mハードルの黒川和樹(住友電工)と女子三段跳の髙島真織子(九電工)が欠場することが発表された。いずれも右ハムストリングス肉離れを理由としている。

黒川は昨年のブダペスト世界選手権でパリ五輪の参加標準記録(48秒70)を突破する48秒58をマーク。その後、右足首を骨折した影響が長引き、今季は51秒36がシーズンベストと調子を落としていた。今大会で優勝すればパリ五輪に即時内定できたが、同種目には標準記録突破者の豊田兼(慶大)、筒江海斗(スポーツテクノ和広)のほか、ワールドランキングで出場可能なラインにつける児玉悠作(ノジマ)、出口晴翔(ゼンリン)がおり、日本選手権の欠場で五輪出場も難しくなった。

広告の下にコンテンツが続きます

ブダペスト世界選手権代表の髙島は、3月に追い風参考ながら日本女子3人目の14mオーバーとなる14m08(+3.7)を跳んでいたが、その後は大会に出場していなかった。

◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム) 27日から始まった日本選手権に出場予定だった男子400mハードルの黒川和樹(住友電工)と女子三段跳の髙島真織子(九電工)が欠場することが発表された。いずれも右ハムストリングス肉離れを理由としている。 黒川は昨年のブダペスト世界選手権でパリ五輪の参加標準記録(48秒70)を突破する48秒58をマーク。その後、右足首を骨折した影響が長引き、今季は51秒36がシーズンベストと調子を落としていた。今大会で優勝すればパリ五輪に即時内定できたが、同種目には標準記録突破者の豊田兼(慶大)、筒江海斗(スポーツテクノ和広)のほか、ワールドランキングで出場可能なラインにつける児玉悠作(ノジマ)、出口晴翔(ゼンリン)がおり、日本選手権の欠場で五輪出場も難しくなった。 ブダペスト世界選手権代表の髙島は、3月に追い風参考ながら日本女子3人目の14mオーバーとなる14m08(+3.7)を跳んでいたが、その後は大会に出場していなかった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.12

ボストンマラソンに世界歴代8位のコリル、女子はパリ五輪4位のロケディがエントリー

ボストンマラソンの主催者は12月11日、来年4月20日に米国で開催される同大会への出場選手6名(車椅子レースを含む)を発表した。 男子のJ.コリル(ケニア)、女子のS.ロケディ(ケニア)と、前回大会優勝者が出場予定。コリ […]

NEWS グランドスラム・トラックが財政難で破産申請へ 創設者マイケル・ジョンソン氏「使命と未来はあきらめない」

2025.12.12

グランドスラム・トラックが財政難で破産申請へ 創設者マイケル・ジョンソン氏「使命と未来はあきらめない」

今年新設されたリーグ大会、グランドスラム・トラックが破産申請を行ったことが現地メディアで報じられている。 グランドスラム・トラックはマイケル・ジョンソン氏を創設者・コミッショナーとして新設されてたリーグ戦。4大会を実施予 […]

NEWS タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会ファイナル

2025.12.11

タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会ファイナル

東南アジア大会がタイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子100mでタイのプリポル・ブーンソンが9秒94(+0.7)をマークした。 予選で出されたこの記録はアジア歴代で日本記録(9秒95:山縣亮太)を上回る3位。 […]

NEWS 青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

2025.12.11

青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]

NEWS 箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

2025.12.11

箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top