HOME 国内

2024.05.12

パリ五輪代表の前田穂南が1時間11分17秒で快勝 男子は中山顕が接戦制す 小山直城は6位/仙台国際ハーフ
パリ五輪代表の前田穂南が1時間11分17秒で快勝 男子は中山顕が接戦制す 小山直城は6位/仙台国際ハーフ

24年大阪国際女子マラソンで日本記録を樹立した前田穂南

5月12日、「仙台国際ハーフマラソン2024」が弘進パーク仙台を発着点とするコースで行われ、女子はパリ五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)が1時間11分17秒で優勝を飾った。

前田は1月の大阪国際女子マラソン以来の国内レース。序盤から男子選手らとともにレースを進め5kmを17分06秒で通過すると、5kmから10kmまでを16分59秒とペースアップし、2位以下との差を広げていく。

下り基調となる後半はさらにペースを上げ、15kmを50分47秒、20kmを1時間7分40秒と刻み、ラストの1.0975kmも3分37秒でまとめ、五輪に向けて順調な仕上がりを見せた。

男子は10kmが29分54秒と落ち着いた入りとなると、徐々に先頭集団の人数が絞られていった。終盤にはベナード・キメリ(富士通)やポール・クイラ(JR東日本)、パトリック・マセンゲ・ワンブィ(NTT西日本)のケニア勢と中山顕(Honda)、長田駿佑(SUBARU)の先頭争いとなったが、競技場に入ってからのスパートで抜け出した中山が1時間2分32秒で優勝を果たした。

また、パリ五輪マラソン代表の小山直城(Honda)も出場し、1時間3分23秒の6位でフィニッシュしている。

5月12日、「仙台国際ハーフマラソン2024」が弘進パーク仙台を発着点とするコースで行われ、女子はパリ五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)が1時間11分17秒で優勝を飾った。 前田は1月の大阪国際女子マラソン以来の国内レース。序盤から男子選手らとともにレースを進め5kmを17分06秒で通過すると、5kmから10kmまでを16分59秒とペースアップし、2位以下との差を広げていく。 下り基調となる後半はさらにペースを上げ、15kmを50分47秒、20kmを1時間7分40秒と刻み、ラストの1.0975kmも3分37秒でまとめ、五輪に向けて順調な仕上がりを見せた。 男子は10kmが29分54秒と落ち着いた入りとなると、徐々に先頭集団の人数が絞られていった。終盤にはベナード・キメリ(富士通)やポール・クイラ(JR東日本)、パトリック・マセンゲ・ワンブィ(NTT西日本)のケニア勢と中山顕(Honda)、長田駿佑(SUBARU)の先頭争いとなったが、競技場に入ってからのスパートで抜け出した中山が1時間2分32秒で優勝を果たした。 また、パリ五輪マラソン代表の小山直城(Honda)も出場し、1時間3分23秒の6位でフィニッシュしている。

【動画】仙台国際ハーフ2024 ダイジェスト

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top