2024.04.21
4月20日に米国カリフォルニア州ウォルナットで第64回マウントサックリレーの最終日が行われ、ブダペスト世界選手権男子400m代表の中島佑気ジョセフ(富士通)が社会人初戦に臨み、46秒20で2組5着。全体で9位だった。
この春に東洋大を卒業し、名門の富士通で社会人としての一歩を踏み出した。昨年11月から米国・南カリフォルニア大で2年連続となる武者修行を敢行。3月の一時帰国を経て、再び渡米していた。昨年は春から自己ベストを連発し、日本選手権で初優勝。ブダペスト世界選手権の準決勝で日本歴代5位の45秒04をマークして決勝に迫る力走を見せている。
5月4日、5日にバハマ・ナッソーで行われる世界リレー4×400mの代表に名を連ねており、まずはリレーでの五輪出場権獲得に邁進。その後は、個人での「ファイナル」を目指した戦いに臨んでいく。
女子ハンマー投ではマッカーサー・ジョイ(NMFA)が67m54で3位と健闘した。
3月22日の米国・ロサンゼルスでの競技会で日本人初の70mオーバーとなる70m51をマーク。昨年自身が作った日本記録(69m89)を大幅に更新し、好スタートを切っていた。
今回の記録は自己4番目で、パフォーマンス日本歴代5位。パリ五輪の同種目の参加標準記録は74m00と、まだ差はあるが、世界との距離を着実に縮めている。
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