◇アジア室内選手権(2月17~19日/イラン・テヘラン)3日目
2月19日、第11回アジア室内選手権の3日目の午後セッションが行われ、男子60mの多田修平(住友電工)は6秒56で銀メダルを獲得した。
前日の準決勝で日本タイ記録の6秒53をマークしていた多田。決勝ではさらなる記録更新を狙い、抜群のスタートで飛び出すと序盤をリードを奪う。しかし、準決勝で6秒50をマークしているアリ・アンワル・アリ・アル・バルシ(オマーン)がフィニッシュ直前に多田をかわし、6秒52で優勝。0.04秒差で多田が入り、6秒66の3位には100mで10秒28の北朝鮮記録を持つジョ・キムリョンが続いた。
多田は1月の世界陸連室内ツアー・ゴールドのアスタナ室内でも6秒58で2位に入っており、室内競技会でワールドランキングに必要なポイントを大きく加点している。
男子走高跳は昨年のブダペスト世界選手権8位入賞の赤松諒一(アワーズ)が2m19で大会連覇を達成。瀬古優斗(滋賀陸協)も同じ2m19を跳んだが、2m15での試技内容差で銀メダルとなった。
前日から2日間にわたって行われた男子七種競技は、丸山優真(住友電工)が圧倒的な強さで大会連覇。7種目中6種目でトップを占め、2位に414点差をつける5767点を獲得している。
このほか、男子三段跳の池畠旭佳瑠(駿河台大AC)が15m88で4位。男子3000mの吉居駿恭(中大)が8分20秒34で5位となった。
アジア室内は3日間の全日程が終了。日本勢は金メダル3、銀メダル4、銅メダル1と計8個のメダルを獲得した。
【動画】男子60m決勝
(多田は手前から2人目の2レーン。3レーンが優勝のアル・バルシ)// 【#アジア室内陸上】🇮🇷 大会最終日‼️ \\
男子60m決勝 2位🥈🇯🇵#多田修平(住友電工)6秒56 応援ありがとうございました🙋♂️🙋♀️ ✅大会情報はこちらhttps://t.co/bDIrAyXxd0 pic.twitter.com/59KtFNPPG5 — 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) February 19, 2024
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.20
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.24
箱根駅伝Stories/4年生4人が強力な駒大は前回復路新記録に光明 「優勝に貢献することを第一に」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 駒大は3年前の学生駅伝3冠達成を区切りに大八 […]
2025.12.24
箱根駅伝Stories/4年生3本柱が牽引する日体大 創部100周年の年に「シード権前後で粘りに粘ってほしい」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競い合い力を伸ばす 今季の日体大は平島龍斗、田島駿介、山崎丞の4年生 […]
2025.12.24
箱根駅伝Stories/学生トップクラスに成長した國學院大・野中恒亨 山以外の区間で「自分の強さを出すだけ」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 出雲の快走が飛躍のきっかけ 國學院大OBで、現在も同大を練習の拠点と […]
2025.12.24
セイコーが小学生に「時」と「走り」の特別授業、「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を開催!
セイコーグループは12月下旬、Team Seikoアスリートでセイコースマイルアンバサダーの福島千里さん(女子100m日本記録保持者)を講師に迎えた「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を東京都目黒区の油面小学校で実施し […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
