慶大競走部が部のホームページを更新し、来年度の新体制となる107代幹部を発表した。
10月28日に新幹部の就任式が行われ、主将には豊田兼が就任した。豊田は桐朋高(東京)出身。110m、400mの両ハードル主戦場とし、195cmの長身とスプリント力が特徴で、今季は110mハードルでワールドユニバーシティゲームズにおいてこの種目世界大会日本人初優勝の快挙を成し遂げた。記録的にも予選で13秒29(学生歴代3位)をマークし、パリ五輪参加標準記録(13秒27)にあと0.02秒に迫っている。
さらに秋には400mハードルで記録を狙うと、日本インカレで自己新を連発して優勝(※小川大輝・東洋大と同時優勝)すると、アスレティックスチャレンジカップ(新潟)では日本歴代6位の48秒47をマーク。パリ五輪参加標準記録(48秒70)を突破した。日本選手権リレーの4×100mリレーではアンカーを務め83年ぶりの日本一に貢献している。
今年9月にはセイコーとサポート契約を締結したことを発表。大学の先輩で男子100m日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)らが所属する「Team Seiko」の一員となった。
豊田は「主将として、第一に考えるのは結果を出すこと。常に競技力で部員を引っ張る競走部の顔であることを心がけます」と意気込みを綴り、「個人としては入部時に掲げたオリンピックの舞台で戦うという目標を達成したいです。4年間の集大成をお見せできればと思います」とコメントしている。
男子短距離の三輪颯太、女子中距離の仲子綾乃が副主将を務める。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.03
-
2025.12.02
-
2025.12.02
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]
2025.12.04
世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く
世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025