2023.07.21
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・シルバーの「Spitzen Leichtathletik」が7月20日、スイス・ルツェルンで行われた。
女子やり投日本記録保持者の北口榛花(JAL)は62m52を投げて制した。先日のダイヤモンドリーグで67m04と自身の日本記録を塗り替えて優勝した北口。序盤は60mに届かずも、5回目に61m24と4位からトップに躍り出ると、最終投てきでさらに記録を伸ばした。北口はすでにブダペスト世界選手権に内定。同大会でメダルを取って日本人最上位となれば、パリ五輪代表に内定する。
男子100mにはサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が出場。B組に入り、シーズンベストとなる10秒09(+0.3)で組1着だった。全体では4位。大会前時点でブダペスト世界選手権のワールドランキング出場枠(48)の圏外にいたが、この結果、他の選手の変動次第で再び圏内へと浮上しそう。
現時点で代表内定はしていないが、参加標準記録(10秒00)を突破、もしくは7月30日に締め切られた後にワールドランキングで出場権を獲得すれば代表に内定する。
女子100mハードルには日本記録保持者の福部真子(日本建設工業)とアジア大会代表の田中佑美(富士通)が出場し、ともにB組(+0.3)で福部が13秒01の4着、田中は13秒06の6着だった。
男子走高跳でオレゴン世界選手権8位の真野友博(九電工)は2m22で4位。200mの飯塚翔太(ミズノ)は20秒80(±0)で全体9位だった。
また、スロバキアのバンスカー・ビストリツァで行われたP-T-Sミーティングの男子400mハードルには日本選手権優勝者の小川大輝(東洋大)が出場し、49秒84で5位に入った。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.16
競歩・山西利和が愛知県スポーツ功労賞を受賞!20km競歩世界記録樹立が評価
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
競歩・山西利和が愛知県スポーツ功労賞を受賞!20km競歩世界記録樹立が評価
愛知県スポーツ顕彰授与式が6月16日に行われ、男子競歩の山西利和(愛知製鋼)がスポーツ功労賞を受賞した。 同賞は愛知県出身、もしくは県内を拠点としている選手に贈られるもので、2月の日本選手権20km競歩で1時間16分10 […]
2025.06.16
砲丸投・大垣尊良ビッグショットなるか 女子短距離は山崎心愛に注目 男子中長距離は吉田星が軸/IH北海道
広島インターハイ(7月25日~29日)を懸けた地区大会が6月に各地で開催される。 インターハイ北海道地区大会は6月17日から20日まで、旭川花咲スポーツ公園陸上競技場で行われる。 広告の下にコンテンツが続きます 昨年、男 […]
2025.06.16
100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた北関東地区大会の最終日の4日目が行われ、女子100mハードルで石原南菜( […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会