◇2023日本学生個人選手権(2023年4月21~23日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)
ワールドユニバーシティゲームズの代表選考会を兼ねた日本学生個人選手権の3日目が行われ、女子5000mは大東大の留学生サラ・ワンジルが15分33秒29の大会新で制した。
日本人トップの2位に入ったのが小川陽香(立教大)。東京・順天高を卒業のルーキーが、自身2度目の5000mを15分57秒08でフィニッシュした。
「駅伝でも6kmを走っていたのですが少し不安もありました」と小川。ワンジルが飛び出し、北川星瑠(大阪芸術大)が単独で追走するなか、「そこにはつけないと思ったので3番手集団で行きました」と冷静に判断した。
自身では「駅伝よりトラックのほうが向いていると思います」。3000m9分05秒46を持ち、インターハイ決勝にも行った強豪校のエースが立教大を選んだのは「自主性」を重視したから。「尊敬する」という高校の先輩にあたる道下美槻(立教大)から、チームの雰囲気などアドバイスをもらったという。
入学後は「筋力が足りなかったので、先輩達から教えていただいた筋力トレーニングを少しずつ継続しています」と小川。「今日の走りで成果が出たと思いたいです」と笑顔を見せる。
「今年は日本インカレでトップを狙っていきたいです。4年間では世界を目指せるようになりたい」
錚々たる顔ぶれの長距離ランナーを抑えた小川。学生女子長距離に楽しみなルーキーが現われた。
【動画】小川陽香が2度目の5000mで日本人トップ!女子5000m決勝
https://youtu.be/J9nJBGWMfiERECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.13
編集部コラム「あっという間の2025年」
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.07
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.13
編集部コラム「あっという間の2025年」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.12.13
箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」
箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]
2025.12.13
連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]
2025.12.13
ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中
12月10日に米国・ユタ州でブリガム・ヤング大で行われた同大学招待競技会室内女子60mで、ロス瑚花アディア(ユタ州立大)が7秒48で4位に入った。従来のユタ州立大記録38年ぶりの更新となる。 ロスは東京・駒沢中から城西高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025