HOME 国内

2023.03.30

中距離・筑波大院の薄田健太郎DeNA加入!800m日本ランクトップ、TWOLAPS拠点に活動
中距離・筑波大院の薄田健太郎DeNA加入!800m日本ランクトップ、TWOLAPS拠点に活動

薄田健太郎

DeNA所属が決定!薄田健太郎のコメント全文

私の地元である横浜をはじめとして、神奈川県全域で幅広くスポーツ事業を展開しているDeNAに加入できることを非常に嬉しく思います。

陸上競技の中距離走は日本ではあまり馴染みのない競技ですが、ヨーロッパなどではたくさんの方々から愛されている国民的な競技です。私の大好きな中距離走を日本でも愛される競技にできるように精一杯頑張っていきたいです。そのために、自分自身の競技を突き詰める中で中距離走の魅力を伝えることはもちろんのこと、ランニングを通して人々の活動が豊かになるような手助けをする中で、皆様に応援されるようなアスリートを目指していきたいです。
今後はオリンピック・世界選手権での決勝進出と日本記録更新を目標に据えつつ、「日本人は中距離走で世界と戦えない」というイメージを、自分の走りで払拭したいと思います。

また、DeNAでは競技のみならず、スポーツビジネスにも携わらせていただきます。その中で、陸上競技がビジネスとして成り立つようなシステムを作ることが大きな目標です。DeNAでは野球をはじめとして、ランニング以外のスポーツビジネスで大きな成果をあげています。それらの知見やリソースを最大限に活かしながら、陸上競技をエンターテインメントとして魅力あるスポーツにする挑戦をしていきたいです。

広告の下にコンテンツが続きます
DeNAアスレティックスエリートは、4月1日付で男子中距離の薄田健太郎(筑波大院)から加入することを発表した。 薄田は神奈川県出身で、神奈川・希望ヶ丘高から筑波大、同大学院と進学した。高3時にインターハイ800mで8位入賞、国体7位入賞と活躍。筑波大時代も日本インカレ入賞など安定した力を見せ、2020年には日本選手権で5位に入った。 大学院でさらに成長し、昨年は日本歴代5位、学生歴代5位となる1分46秒17をマークして日本ランキングトップ。日本選手権でも2位と躍進した。2月のアジア室内選手権でも決勝に残って6位入賞している。また、1000mでは2分18秒69の日本新記録を持つ。当初は学生で競技を終えることも視野に入れていたが結果が出たことで競技継続を決意した。 薄田は同社を通じ、「自分自身の競技を突き詰める中で中距離走の魅力を伝えることはもちろんのこと、ランニングを通して人々の活動が豊かになるような手助けをする中で、皆様に応援されるようなアスリートを目指していきたいです。今後はオリンピック・世界選手権での決勝進出と日本記録更新が目標」と意気込みをコメントしている。薄田は800m元日本記録保持者の横田真人氏が代表・コーチを務めるTWOLAPS TCを練習拠点とする見込み。 DeNAには同じく男子中距離の館澤亨次が所属している。 次ページ DeNA所属が決定!薄田健太郎のコメント全文

DeNA所属が決定!薄田健太郎のコメント全文

私の地元である横浜をはじめとして、神奈川県全域で幅広くスポーツ事業を展開しているDeNAに加入できることを非常に嬉しく思います。 陸上競技の中距離走は日本ではあまり馴染みのない競技ですが、ヨーロッパなどではたくさんの方々から愛されている国民的な競技です。私の大好きな中距離走を日本でも愛される競技にできるように精一杯頑張っていきたいです。そのために、自分自身の競技を突き詰める中で中距離走の魅力を伝えることはもちろんのこと、ランニングを通して人々の活動が豊かになるような手助けをする中で、皆様に応援されるようなアスリートを目指していきたいです。 今後はオリンピック・世界選手権での決勝進出と日本記録更新を目標に据えつつ、「日本人は中距離走で世界と戦えない」というイメージを、自分の走りで払拭したいと思います。 また、DeNAでは競技のみならず、スポーツビジネスにも携わらせていただきます。その中で、陸上競技がビジネスとして成り立つようなシステムを作ることが大きな目標です。DeNAでは野球をはじめとして、ランニング以外のスポーツビジネスで大きな成果をあげています。それらの知見やリソースを最大限に活かしながら、陸上競技をエンターテインメントとして魅力あるスポーツにする挑戦をしていきたいです。

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.13

編集部コラム「あっという間の2025年」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

2025.12.13

早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 出雲駅伝、全日本大学駅伝で出走したルーキー・鈴木琉胤は「ハーフは走ったことがなくて、箱根でいきなりという不安はあります。 […]

NEWS 箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

2025.12.13

箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]

NEWS 連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
PR

2025.12.13

連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通

2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]

NEWS ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中

2025.12.13

ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中

【画像】大学デビュー戦で大学記録を塗り替えたロス瑚花アディア この投稿をInstagramで見る Utah State University T&F / XC(@usutf_xc)がシェアした投稿

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top