2023.03.05
ワールドマラソンメジャーズの一つで、JMCシリーズG1の東京マラソン2023が今日(3月5日)に行われる。パリ五輪代表選考会マラソングランドチャピオンシップ(MGC/10月15日)出場権を得られる対象大会であり、ブダペスト世界選手権の代表選考会も兼ねている。
男子は東京五輪6位の大迫傑(Nike)が2020年以来の出走。一度は東京五輪で引退したがその後復帰した。これが東京五輪以来の国内マラソンとなる。前々日会見ではこれまでと同じ「記録は気にせず自分と向き合う」とスタンスは変わらない。
とは言っても、やはりMGC出場権を持っていないだけに獲得できるかにも注目が集まる。今大会で2時間10分00秒以内をマークして日本人3位以内、または2時間9分00秒以内で同4~6位以内に入れば出場権を獲得となる。
他にも土方英和(旭化成)、細谷恭平(黒崎播磨)、井上大仁(三菱重工)、吉田祐也(GMOインターネットグループ)ら実績のある招待選手が名を連ねる。さらに東京五輪代表の中村匠吾(富士通)も出走。2時間3分36秒のベストを持つシサイ・レマ(エチオピア)ら、世界トップクラスのランナーを相手に日本勢がどんな走りを見せるか。
女子は東京五輪8位の一山麻緒(資生堂)、オレゴン世界選手権9位の松田瑞生(ダイハツ)という国内最強ツートップが出走。一山は昨年末の故障の影響で万全な調整はできていないが、「当日にならないとわからない」と最後まで調整を続けてスタートラインに立つ。松田は「ずっと目標にしてきた」という日本記録(2時間19分12秒)を視野に入れて世界に挑む。
東京マラソンは東京都庁をスタート、東京駅前をフィニッシュとする都内を巡るコースで行われる。9時10分に一斉スタート。フジテレビで中継される。また、女子のレースを中心とした映像はFOD(フジテレビオンデマンド)で配信。
ブダペスト、パリへと続く高速マラソンを見逃すな!
●東京マラソン2023
3月5日(日)9時10分スタート
コース:
東京都庁~水道橋~上野広小路~神田~日本橋~浅草雷門~両国~門前仲町~銀座~田町~日比谷~東京駅前・行幸通り
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